ライターの開始と終了

(2)WINDOWS ライターの開始(STRWINWTR)

WINDOWS ライターの開始(STRWINWTR)は印刷を行うWINDOWSライターを開始します。
オプションの詳細を入力して開発すると
それらは装置記述ファイル(QUSRTEMP/WINPRT)に自動的に登録されます。
次回の起動時にはそれらが初期値として利用されます。

 

WINDOWS ライターの開始 (STRWINWTR)

選択項目を入力して,実行キーを押してください。

仮想印刷装置 . . . . . . . . . .

出力待ち行列 . . . . . . . . . .

 ライブラリー . . . . . . . . .

PDFファイル . . . . . . . . . .

 

IPアドレス . . . . . . . . . . .

ユーザー . . . . . . . . . . . .

パスワード . . . . . . . . . . .

ワークグループ . . . . . . . . .

プリンタ名 . . . . . . . . . .

 

書出 プログラムMSG 用待ち行列

 ライブラリー

出力オプション . . . . . . . . .

出力パス名 . . . . . . . . . . .

ページ・サイズ:

用紙 . . . . . . . . . . . .

用紙方向 . . . . . . . . . .

行/インチ . . . . . . . . . . .

1インチ当たりの文字数 . . . . .

用紙トレイ . . . . . . . . . . .

両面印刷 . . . . . . . . . . . .

コピー枚数 . . . . . . . . . . .

開始ページ . . . . . . . . . . .

終了ページ . . . . . . . . . . .

フォント :

種類 . . . . . . . . . . . . . .

サイズ . . . . . . . . . . . . .

 

*DEV

 

'*NONE またはF4=PDFを検索

 

*PDTDEF

 

 

WORKGROUP

*NONE

 

*DEVD

 

*PRINT

 

 

*SPLF

 

6

10

*AUTO

*NO

1

*BEGIN

*END

 

*DEFAULT

*CPI

リストはF4または*ALL

名前 , *DEV

名前 , *DEV

 

 

 

 

入力可ですが表示されません

 

 

 

名前 , *DEV, *REQUESTER

名前 , *LIBL, *CLRLIB

*PRINT, *IFS, *DEBUG

 

 

*SPLF, *A3, *A4, *A5, *A6...

*LANDSCAPE, *PORTRAIT

6.0, 8.0

10.0, 15.0

1-255, *AUTO

*NO, *YES, *SHORT, *LONG

1-255

 数値 , *BEGIN

 数値 , *END

 

 

4-36, *CPI, *FORM

[解説]
WINDOWS ライターの開始(STRWINWTR)は
the Windowsライターによる印刷ジョブを開始するのに使用します。

仮想印刷装置(DEV)の名前を指定して開始することもできますし
*ALL として指示すればすべての印刷装置を開始させることができます。
(日常の業務としてすべて開始させるには *ALLを指定してください。)

仮想印刷装置

印刷を開始する装置の名前を指定してください。
既に装置設定の記述(QUSRTEMP/WINPRT)があるなら
この名前だけを指定して[実行]することができます。
WINDOWSライター・ジョブが正しく開始されたかどうかは
GO WINDOWS +[F5キー]で確認してください。

出力待ち行列

印刷スプールを読取る印刷待ち行列(OUTQ)
の名前を指定します。
*DEV であれば印刷装置と同じ名前のOUTQから読み取ります。

PDFファイル

PDTファイルの内容を参照させたい場合はPDTの作成の元と
なったソース・ファイルである PDTファイルを利用します。
PDFファイルを /WINDOWS/PDFフォルダーに配置して
そのフル・パス名を指定してください。
カーソルを合わせてF4キーを押せば /WINDOWS/PDFの
内容を検索することができます。

IP アドレス

プリンタ・ドライバのあるWindows PCのIPアドレスを指定します。
これはプリンタ・セッションが導入されていたPCと同じです。
WRKCFGSTS を使用するとこのIPアドレスを検索することができます。
詳しくは WRKCFGPRTの解説を参照してください。

ユーザー

プリンタ・ドライバのあるWindows PCへログインするための
認証情報となるユーザー名を32バイト以内の英数文字で
指定します。(英小文字も使用できます)

パスワード

同じく認証情報としてのパスワードを32バイト以内の英数文字で
指定します。(英小文字も使用できます)
ただしパスワードは機密保護のため入力しても文字は表示されません。

ワークグループ

Windowsの認証はユーザー + パスワード + ワークグループ
の組合せによって管理されています。
ワークグループも社内で管理されているのであれば
ワークグループ名も32バイト以内の英数文字で指定してください。
そうでなければ省略値の WORKGROUP としてください。

プリンタ名

Windwos10からは「通常使うプリンタ」という考えが無くなり
最後に使ったプリンタが次に使用するプリンタとして
解釈されるようになりました。

従ってブリンタ名も明示的に指定する必要があります。
WRKCFGPRTを使うと正確なプリンタ名を検索することができます。
くわしくはWRKCFGPRTの解説を参照してください。

書出プログラム
MSG用待ち行列

印刷のための位置合わせや用紙替えやエラー・メッセージを
出力するメッセージ待ち行列を指定します。

出力オプション

印刷の出力の方法を指定します。

*PRINT :通常印刷としてプリンタに出力します。
*IFS :IFSにEMFだけを出力します。印刷は行いません。
*DEBUG :実行状況を対話式で表示します。印刷はしません。

出力パス名

出力オプションを*IFSに指定したときの
出力ファイルをフル・パス名で記述します。

ベージ・サイズ

印刷する用紙サイズと方向を指定します。

*SPLF:

スプールのとおり、つまり5577系プリンタと同じ大きさで出力します。
このとき出力されるファイル・サイズは *CPI と指定してください。

それ以外の用紙は

*A3, *A4, *A5, *A6, *B3, *B4, *B5, *LETTER, *LEGAL

のいずれかを指定することができます。

これらを指定すると5577系の印刷では用紙の印刷領域を
はみ出して印刷したり大きな余白を生じる可能性があります。
したがってこのときはフォント・サイズに *FORMを
指定すると用紙の大きさに対して印刷スプールのすべての
ページの印刷領域を調べていっぱいに印刷できるような
最適なフォント・サイズを調べて印刷します。
(オート・アジャスト印刷)
用紙を明示的に指定したときはフォント・サイズを
*FORMと指定してください。

・用紙方向
*LANDSCAPE(横方向)または*PORTRAIT(縦方向)
用紙を指定したときは用紙芳香も指定してください。

行/インチ (LPI)

縦方向 1インチ当たりの印刷行数(LPI=LINE PER INCHI)を指定します。
6 または 8を指定してください。

1 インチ当たりの
文字数 (CPI)

横方向 1インチ当たりの印刷文字数(CPI= CHARACTOR PER INCH)を指定します。
10または15を指定してください。
LPIが 6のときは CPIは 10を指定し、
LPIが 8のときは CPIは 15を指定します。

用紙トレイ

用紙トレイの場所を指定できるような(複合機のような)プリンタ
である場合は用紙トレイの番号を指定してください。
通常は 1を指定しておきます。

両面印刷

両面印刷が可能な(複合機のような)プリンタであれば
両面印刷を指定することができます。

コピー枚数

一度の印刷の実行だけで複数部の印刷を行うことができます。
最大 255部まで複製できます。

開始ページ

印刷を開始するページ番号を指定します。
通常は 1ページ目からです。

終了ページ

印刷を終了するページ番号を指定します。
通常は 999999ページまでです。

フォント

印刷するフォントの種類と大きさを指定します。
フォントは次の4つのうちのいずれかを指定することができます。

MSゴシック / MS明朝 / HGゴシック / HG明朝

*DEFAULT
そのプリンタの省略値のフォントが採用されます。

フォント・サイズ
4-36 MM以外に次の特殊値を指定することができます。

*CPI
CPI値に従って5577系プリンタへの印刷と同じサイズで印刷されます。
用紙に *SPLFを指定した場合はフォント・サイズも
*CPIと指定してください。

*FORM
用紙を*A3, *A4...のように明示的に指定した場合は
5577系プリンタへの印刷では用紙の印刷領域を
はみ出してしまうか余白が大きく残っていまう可能性があります。

*FORM と指定すればすべてのページの印刷領域を調べて
用紙いっぱいに最適に印刷されるようにサイズが
計算されて印刷されます。(オート・アジャスト機能)
したがって用紙を *A3, *A4..のように明示的に指定した
ときはフォント・サイズは*FORMと指定してください。