SNDBRKMSG(=Send Break Message)をご存知でしょうか?
IBM iの社内ユーザーに一斉にメッセージを送信する機能です。
特定のユーザーやすべてのユーザーに一斉にメッセージを
配信することができます。
例えば今夜は9時からIBM iが使えないとかお知らせを
配信するのに使うことができます。
SNDMSKMSG MSG('本日21時にシステムを停止します。') TOMSGQ(QSYS/DSP02)
しかしWebフェーシングになるとSNDBRKMSGが使えないというのが
大半です。
これはWebの場合、コンテンツを表示すると通信が切れてしまうからです。
それでサーバーからクライアント(ブラウザ)にメッセージを送ることはできません。
しかしAutoWebでは現在でもポーリング機能を使って
5秒以内にSNDBRKMSGをブラウザに送信することができるようになっています。
この度Facebookと同じように右下にSNDBRKMSGをお知らせ表示するように
改訂致しました。
しかもこのメッセージはこれまでのメッセージ配布とは大きく異なります。
このメッセージ配布の技術は単純なブラウザ・ベースのAlertメッセージではなく
WindowsのDESKTOPメッセージです。
したがってIBM iと接続していないユーザーにでも
メッセージを配布して表示させることが技術的に可能です。
つまりIBM iに接続していないユーザーにも連絡が
可能になります。
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このような機能をサーバー・プッシュと呼んでいますが
AutoWebは将来的にこのサーバー・プッシュを目指しています。
今回はSNDBRKMSGによるメッセージ配布ですので
通信中のユーザーのみへの配布に限定されていますが
将来はログインしていないユーザーも含めて
全ユーザーへの配布を可能にしていきたいと考えています。
これもAutoWeb/2.0の改革のひとつです。
Webフェーシングをご検討であればSNDBRKMSGも表示できる製品をぜひお選びください。
AutoWeb/2.0の革新はまだまだ大きな予定があります。
どうぞお楽しみにお待ちください。
※AutoWeb/2.0は次回1/26(木)の技術ショート・セミナーで実演を予定しています。
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