暫定的にご報告致しましたが
スクロール・バー2.0が正式に検査も終えて完成しましたので
ご報告申し上げます。
以前にもご紹介しましたように
SFLCTLレコードのテキストに *SCRBAR という文字列をどこかに
挿入しておくとサブ・ファイル・レコードがスクロール・バーによって
表示されるというものです。
[例]
* ---------------------------
A R SFCTL01 SFLCTL(SFREC01)
* ---------------------------
A TEXT(' SFLコントロール *SCRBAR')
A OVERLAY
: :
下記の比較をご覧ください。
[5250エミュレータ表示]
[AutoWeb スクロール・バー2.0による表示]
...5250エミュレータではロール・アップ・キー(PageDown)を押してスクロールしていましたが
AutoWebのスクロール・バー2.0ではスクロール・バーを最下部まだ下げるだけで
ロール・アップと見なされて次のデータが追加されて表示されます。
スクロール・バーによる表示ではこれまでの5250画面のようにページ単位でスクロールするのではなく
スライド・バーをつまんで滑らかに上下させることができます。
■ スクロール・バー表示はWeb化の効果が絶大です
サブ・ファイル・レコードのスクロールによる表示こそエンド・ユーザーが
待ち望んでいた機能です。
5250画面がそのままHTMLになっただけのWebフェーシングであれば
見た目も操作性も全くこれまでと変わりません。
これに対してサブ・ファイルがスクロール・バー表示になれば
エンド・ユーザーに対する視覚効果だけでなく操作性も大幅に向上します。
IBM iの付加価値がしっそう高まります。
もちろんこれはAutoWebだけの機能です。
海外輸入製品ではこのような高度な処理はできていません。
■ サブ・ファイル・レコード更新も
サブ・ファイルがスクロール・バー表示になればプログラマーが心配するのは
サブ・ファイル・レコードの更新がそのまま維持されるのかどうかと
いうことです。
㈱オフィスクアトロではスクロール・バー表示になっても
・サブ・ファイル・レコードのRRN更新
・READCによるサブ・ファイル・レコード変更の検知
が正しく維持されるように綿密な検査と対応を行っています。
■ AutoWeb/2.0の目玉のひとつに
スクロール・バー2.0はAutoWeb/2.0の目玉のひとつになります。
地味な機能追加に見えますがお客さまにとって
日常の操作性の大きな向上になるものと信じています。
AutoWebはつねに改良改善が絶え間なく行われています。
■ユーザー様はお問い合わせください
AutoWebのユーザー様で急ぎスクロール・バー表示の機能をご希望のお客さまは
弊社ヘルプ・デスクまでお問いあわせください。