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スクロール・バー2.0が完成しました

掲載日:2022/10/21

暫定的にご報告致しましたが
スクロール・バー2.0が正式に検査も終えて完成しましたので
ご報告申し上げます。

以前にもご紹介しましたように
SFLCTLレコードのテキストに *SCRBAR という文字列をどこかに
挿入しておくとサブ・ファイル・レコードがスクロール・バーによって
表示されるというものです。
[例]

   *    ---------------------------                                         
  A          R SFCTL01                   SFLCTL(SFREC01)                    
   *    ---------------------------                                         
  A                                      TEXT(' SFLコントロール *SCRBAR')
  A                                      OVERLAY                            
  :                                       :

下記の比較をご覧ください。

[5250エミュレータ表示]

[AutoWeb スクロール・バー2.0による表示]


...5250エミュレータではロール・アップ・キー(PageDown)を押してスクロールしていましたが
AutoWebのスクロール・バー2.0ではスクロール・バーを最下部まだ下げるだけで
ロール・アップと見なされて次のデータが追加されて表示されます。
スクロール・バーによる表示ではこれまでの5250画面のようにページ単位でスクロールするのではなく
スライド・バーをつまんで滑らかに上下させることができます。

■ スクロール・バー表示はWeb化の効果が絶大です

サブ・ファイル・レコードのスクロールによる表示こそエンド・ユーザーが
待ち望んでいた機能です。
5250画面がそのままHTMLになっただけのWebフェーシングであれば
見た目も操作性も全くこれまでと変わりません。

これに対してサブ・ファイルがスクロール・バー表示になれば
エンド・ユーザーに対する視覚効果だけでなく操作性も大幅に向上します。
IBM iの付加価値がしっそう高まります。
もちろんこれはAutoWebだけの機能です。
海外輸入製品ではこのような高度な処理はできていません。

■ サブ・ファイル・レコード更新も

サブ・ファイルがスクロール・バー表示になればプログラマーが心配するのは
サブ・ファイル・レコードの更新がそのまま維持されるのかどうかと
いうことです。
㈱オフィスクアトロではスクロール・バー表示になっても

・サブ・ファイル・レコードのRRN更新

・READCによるサブ・ファイル・レコード変更の検知

が正しく維持されるように綿密な検査と対応を行っています。

■ AutoWeb/2.0の目玉のひとつに

スクロール・バー2.0はAutoWeb/2.0の目玉のひとつになります。
地味な機能追加に見えますがお客さまにとって
日常の操作性の大きな向上になるものと信じています。

  AutoWebはつねに改良改善が絶え間なく行われています。

■ユーザー様はお問い合わせください

AutoWebのユーザー様で急ぎスクロール・バー表示の機能をご希望のお客さまは
弊社ヘルプ・デスクまでお問いあわせください。

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