スマホのLINEにPUSHメッセージを送る

10/28の「コンピュータ室の温度管理をIoTで」でご報告しましたように
温度異常があればスマホにLINEでPUSHメッセージを送るコマンド
SNDLINEを開発しました。

㈱オフィスクアトロのコンピュータ室では温度センサーの値を
マイコン・モジュールが無線LAN経由で5分毎にIoTプローカーに
PUBLISHメッセージを送付します。
受取ったMQTTブローカーは出口プログラムのRPGプログラムに
温度データを渡します。
出口RPGプログラムは温度に異常があったときだけには
LINEBOTに追加された SNDLINEコマンドを使って
スマート・フォンのLINEに異常を知らせるメッセージを
次のように送ります。
　

　　　　　

　　　　　
　
　　　　　
　　　

..このようにサーバー・サイドからクライアントへ通知するメッセージのことを
PUSHメッセージと呼びます。
今回の改訂ではAutoWebのLINEBOTオプションの機能として
SNDLINEというIBM iからLINEにPUSHメッセージを送るコマンドを追加致しました。
これによってSNDLINEを使うだけでもIoTの機能が大幅にアップ致します。

                         LINE メッセージ送信  (SNDLINE)>                         
                                                                                
  選択項目を入力して，実行キーを押してください。                                
                                                                                
  メッセージ  . . . . . . . . . .    コンピュータ室の温度は 28 ℃です           
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                     ...        
  メッセージ・タイプ  . . . . . .   *BROADCAST    *BROADCAST, *PUSH, *MULTICAST 

SNDLINEコマンドを使うと

・IBM iに異常があれば管理者のLINEに通知する。

・月次バッチ処理が完了すれば操作員にLINEで知らせる。

・連続用紙などの用紙替えのメッセージを操作員に知らせる。

・工作機械に投入する材料が切れたことを担当者に知らせる。

・外部からのデータ着信があれば担当者に知らせる。　
　　
　

.... 使用範囲は様々です。LINEに手軽にPUSHメッセージを送るなど
これまでのIBM iの利用では考えられませんでした。
SNDLINEコマンドがあるだけで異常があればいつでもどこでも24時間体制で
担当者に報告してくれるので安心感がちがいます。

　㈱オフィスクアトロのソリューションはあなたの会社のIBM iの付加価値を
大いに高めます。
高度な技術は人をやさしくします。

※ スマホからIBM iにメッセージ送信できるのは当然なのですが
このように双方向にメッセージを送ることができるのがスマホの利点です。
※ SNDLINEコマンドには LINEBOTオプションがご必要です。