今、メイン・メニューをAutWebでツリー・メニュー表示にしようという
お客さまが増えています。
それまではできるだけそのままWeb化して何も変えないで
手間を少なくしてWeb化する方法が採用されていましたが
AutoWeb/2.0になってからツリー・メニューにするメリットが
一段と大きくなったことで変わりました。
ツリー・メニューとはメニューを次のようなツリー・ビュー・コントロールで
表示するメニューのことです。
ツリー・メニューにすると次のようなメリットを得ることができます。
・メニュー全体の構造が見やすくわかりやすくなる
これまでのオプションを選択するメニューでは下位のメニューに移動すれば
それまで表示されていたメニューは当たり前のことですが見えなくなります。
さらに別のメニューに進むと自分がどの位置にいるのかを
頭の中で覚えておかなければなりません。
実行の都度、自分が最上位からどの位置のメニューにいるのかを
いつも覚えておかなければならないのです。
これを画面遷移によるストレスと呼びます。
ツリー・メニューにすればすべてを開いて一覧でいつでも表示して調べることが
できます。いつでもどれを選択するのも自由ですから記憶する必要はありません。
全体の構造がそのまま表示されていますのでとてもわかリやすくなります。
ツリー・メニューの効果は絶大であなたの会社の操作メニューの印象は全く変わります。
コンボボックスやPOPUPウィンドウなどのGUIコントロールもよりも
Web化の良い印象はツリー・メニューで劇的に変化します。
これが最近こぞってツリー・メニューを採用される方が多い原因です。
ツリー・メニュー表示は他社製品ではできません。
AutoWebだけの魅力なのです。
ぜひツリー・メニューをお試しください。
・他のメニュー項目へ簡単に移動できる
ツリー・メニューではメニュー全体を展開して表示することができますので
自分がどの位置にいるかなども気にする必要もありません。
選択したいメニュー項目をクリックするだけでいつでもその項目に移動して
実行させることができます。
AutoWeb/2.0での追加機能
これらに加えてAutoWeb/2.0では次のような機能が追加されました。
今までメニューの番号を選択するという固定的な観念だけで操作していたことから
比べると大きな進歩でありIBM i操作の革命とも言えるべき変化です。
・お気に入り
よく使うプログラムはツリー・メニュー項目の右ボタンでお気に入りに登録すれば
ツリー・メニューの最後にお気に入りという登録されます。
次回からはお気に入りから選択して起動させることができます。
<---(ツリー・メニューの最下部に追加されます)
・プログラム検索
メニュー項目に表記されている文字列を文字列検索して見つかったプログラムを
起動することができます。
複雑なメニュー構成の場合は検索しての実行はとても効果的です。
・最近使ったプログラム
過去に使ったプログラムは最近使ったプログラムとして登録されていますので
最近使ったプログラムから素早く選んで実行することができます。
....これらの3つの新しい機能はいずれも個人的な情報としてその人のPCに
ブラウザ個別のローカル情報として記録されていますので
個人の事情や特性にあった操作をすることができます。
このようにエンド・ユーザーに寄り添った操作ができるというのは
IBM iの長い歴史の中でもありませんでした。
■ ツリー・メニューにするにはどのようにすれば良いか?
AutoWeb/2.0で大幅に機能拡張されたことによって
積極的にツリー・メニューに移行しようとするお客さまが増えてきました。
また既に社内をすべてツリー・メニューで運用されているお客さまも増えています。
それではツリー・メニューにするためにはどのような条件が必要なのでしょうか?
①メニューの表題に「メニュー」という文字列を含むこと
...メニューの表題に「メニュー」という文字列があれば
AutoWebはこれがメニューであると認識します。
②メニュー選択項目は「数字 + ピリオド」であること
...メニュー選択項目が数字だけでは画面内の数量や日付と識別できません。
選択項目は必ず「数字 + ピリオド」の形式で表記してください。
③サブ・メニューの項目は「XXXメニュー」のように「メニュー」という文字列が
含まれていること
....よく「xxx管理」という項目を開けてみるとそれもメニューであったことがあります。
開けてみないとメニューであるとわからないのでは駄目です。
サブ・メニューは必ず「xxxメニュー」のように「メニュー」という文字列を併記してください。
...以上の3つの要件がツリー・メニューとするための条件です。
多少の例外は設定ファイル(CONFIG)の登録でカバーすることができますが
やはりこれが基本です。
■ ツリー・メニューに移行しましょう
SAA標準化でツリー・メニューとして表示できれば社内効率もはるかに良くなりますし社内の情報システム部門への評価も高くなることは間違いありません。
ツリー・メニューにするだけであなたの会社のシステムは劇的に変わります。
ツリー・メニューでこれまで複雑だった社内業務を使いやすくすることは
あなたの会社の競争力を大いに高めることになります。
今、AutoWebで運用中のお客さまでもまだツリー・メニューでないなら
ぜひツリー・メニューでの運用に移行してください。
今、多くのIBMユーザーがAutoWebのツリー・メニューに移行しつつあります。
WindowsやWebの操作でオプションを入力するという操作はありません。
ツリー・メニューはIBM iの伝統的なオプション選択の操作から解放します。
ツリー・メニューへの移行こそがGUI化への第一歩であると考えてください。
ツリー・メニューを表示できる製品はAutoWebだけです。
AutoWeb/2.0ではツリー・メニューはUNIXのLONGJMP機能でプログラム実行スタックを
ジャンプするように改訂されていますので動作も素早く非常に安定しています。
ぜひツリー・メニューをご利用ください。
※ツリー・メニューはライブラリーを指定して特定の業務だけをツリー・メニューにして表示することができます。
■ Web会議をご利用ください
あなたの会社のメニューがツリー・メニューとして表示できるかどうか?
またツリー・メニューに移行するにはどこを変えたらよいのか
Web会議であなたの会社のメニューを見せて頂ければすぐに
判定することができます。5分とはかかりません。
ツリー・メニューへの移行などWeb化のご相談にぜひWeb会議を
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