今回から2.0の新しい機能を少しずつご紹介していきます。
あなたの会社のメニューは深い階層構造になっていませんか?
長年、IBM iを使っていると業務も増えてメニューの項目も
増えていきます。
開発している情報システム室は項目の多さを自慢しても
エンド・ユーザーの混迷は深まるばかりです。
そんなとき何か対策はしていますか?
メニューが増えていくとどこに何があるのか探すのにも
ひと苦労です。
エンド・ユーザーはメニューの中をあちこちに探しまわったり
いつもどこに何があるかを覚えておかなくてはならないのです。
メニューを扱うだけで結構なストレスになってしまいます。
しかし誰もこのことに気づいてはいませんでした。
■ メニューのプログラム名を文字列で検索できます
そこでAutoWeb/2.0では「検索」という項目を追加しました。
文字列でメニューの項目を検索することができます。
例えば「商品」と検索すれば「商品マスター一覧表」や「商品在庫照会」が
見つかるといった具合です。
そこからクリックすればプログラムが起動されます。
メニューを選択して起動する必要はありません。
もちろん検索対象の範囲はサインオンしたユーザーの扱えるメニューだけです。
まだ表示されていないメニューも探すことができます。
このようにプログラム検索機能はIBM iのより柔軟な使い方が
できるようになります。
このような使い方の発想は今までどこにもありませんでした。
IBM iというとメニューの中から探して選択するものだと
誰もが思い込んでいたのです。
これを2.0が変えました。
もちろん適用業務は一切変える必要はありません。
AutoWebを導入するだけで今までのIBM iのユーザビリティが
向上してIBM iそのものの付加価値を増すことができます。
このように2.0では今までのメニュー番号を選択するという
旧来の方法だけでなくFacebookやGoogleのなどの
オープン・マインドな操作を取り入れていきます。
これによって社内のどなたも使い勝手の良さを実感して頂くことができます。
Web化の第一世代ではインターフェースをHTMLに変えただけのものでしたが
第二世代になるとGUI化や画面拡張などGUI化推進が図られました。
次の第三世代では操作性、ユーザビリティが問われます。
5250インターフェースを単にHTMLに変えただけのWeb化では
意味がありません。
社内のIBM iをより価値の高いものに変えて社内生産性を
高めることこそがDX化推進の決め手となるのです。
AutoWeb/2.0はWeb化の第三世代としてユーザビリティの向上に
貢献致します。
始めにツリー・メニュー2.0を以前にご紹介しました。
AutoWeb/2.0はAutoWebの標準オプションです。
このメニュー検索機能も2.0のまだほんの入り口です。
次からも2.0の新しい機能をご紹介致します。
どうぞご期待ください。