お知らせ

年頭所感 2017年への期待

掲載日:2017/01/01

2016年後期に弊社では久しぶりの製品発表セミナーを行いました。
新機能の発表とともに多くのお客様と接し、また多くの貴重なご意見ご感想を
お聞かせ頂き身も引き締まる思いで拝聴致しました。

そして多くのお客様からお聞かせ頂いたのは次の 2点です。

5250ハンドラーへの期待
24*80 の枠内に縛られていた 5250画面は 5250ハンドラーの登場によって
長い歴史が変わろうとしています。
数多くのお客様から得られたのは 5250ハンドラーへの熱い期待でした。
これは開発した私達も驚いています。
2017年度は 5250ハンドラーをより一層拡充して
もう 24*80 の制限はないものとして普通に意識することなく
開発して頂けるよう努力して参ります。
5250ハンドラーは無理なく IBM 5250仕様に沿った製品でありながら
今まで不可能と思われてきた 24*80 の制約を取り払った画期的な製品です。
この技術は世界でも真似のできない最先端のアーキテクチャーです。
どうぞお客様の手で育てて頂きますようお願い申し上げます。

フォーム・オーバーレイ機能のご要望
FAX機能まで充実した SpoolライターVer5.0にまだご要望として
最も多かったのが印刷のフォーム・オーバーレイ機能です。
弊社ではお客様の声を受けて早速、開発に着手し、
基礎技術となる MRGAPW機能 の開発に成功致しました。
新しく弊社が開発した MRGAPW は APWサポートだけでなく
任意にコピー機などで取得したデザイン・フォームを
SCSストリームの中に取込んで微調整で混合して印刷することができます。
もちろん従来から既にお使いになっている APWソースも
利用可能であるばかりでなく ご使用中の APW罫線はマウス操作だけで
On the Web機能の中でブラウザ上で開発/保守して頂くことが
できるようになります。

私達は少人数で開発していますので特約店に販売委託して大量販売はしておりません。
弊社はソフトウェア・メーカーでありソフトウェア製品を自社で開発し
製作販売を行っています。

販売におきましても一社ずつお客様と正に向き合ってご要望をお聞かせ頂いて
それを製品に反映させて頂くことによって
お客様の問題を解決することを旨としています。

幸い長い間の技術力の蓄積によって僭越ながら海外メーカーでは到底実現できない、
卓越した技術力を備えたものと自負致しております。
海外製品の不足や不十分さを未だに多くのお客様が甘んじて受け入れて
ご苦労されているのをお聞きするといつも歯がゆい気持ちでおります。

今や日本製品のソフトウェア製品こそ海外製品よりはるかに進んでいます。
しかしいくら高い技術力があったとしても
次の時代へのニーズをリードされるのはやはりお客様自身です。

2017年、私達はお客様にお伺いしまして接させて頂く機会も
増えていくものと思います。
どうぞ私達にご意見ご要望をお聞かせくださり私達を次世代へお導きください。
ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

私達は技術によってお客様の問題を解決してお客様のご希望を技術で実現致します。

今年は御社の都市にもお伺い致します。
2017年もお客様にとりまして良いお年でありますようお祈り申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年初頭
株式会社オフィスクアトロ
社員一同