お知らせ

最近のWeb会議より

掲載日:2023/05/29

本年はますますWeb会議のご要望が多くなっており、
2023年3月は1ケ月内に13回のWeb会議でのご相談を受けました。

4月に入ってからも10回前後のWeb会議がありました。
5月ではGW連休の狭間にも何回かのWeb会議のご要望が
続いています。
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特に3月は13回のWeb会議のうち10回ほどがSpoolライターVer5.0に
関するものでした。
4月もSpoolライターVer5.0のご相談を多く受けております。

もちろん紹介しきれないほど事例が多いのですが
その中で印象に残る最近の事例をいくつかご紹介します。

■ プリンタ依存の帳票定義体を移行したい

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プリンタ・メーター独自の罫線定義を帳票定義体として
プリンタの内部に保存している例が多くあります。
数台のプリンタのうちはいいのですがプリンタの台数を
増やしたいとなるとこのようなプリンタは高価であるため
かなりの経費の負担増になってしまいます。
そのご相談を受けてPDFにイメージ画像をオーバーレイで
印刷する方法をご提案致しましたがこのお客さまでは
回線の処理速度が遅くインフラに投資できないということです。
  そこで弊社では帳票定義体のイメージそのものを
SCS印刷ストリームに直接組み込む方法を開発致しました。
これが最近発表した「罫線画像オーバーレイ印刷」です。
  罫線オーバーレイ印刷とは罫線を印刷出力した用紙を画像として複合機などでコピーしたものを
IBM iのIFSにアップロードしてSNS印刷ストリームに埋めこむ技術です。
この方法であればソフト会社による罫線イメージも簡単に移行することができます。
他社製品による罫線管理も意外と面倒でご苦労されているようです。
Windowsサーバー不要のSpoolライターVer5.0に移行しませんか?

■ グラフイック・フィールドを多用する画面をWeb化したい

  これは富士通の汎用機からIBM iへのマイグレーションされた
お客さまの事例です。
富士通やNECの場合はIBM iのように漢字のシフト・コードがありません。
そのため表示装置ファイルのフィールドのほとんどは
シフト・コードのないGフィールド(=グラフイック・フィールド)で
構成されています。
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  これはIBM iユーザーの中でも大変珍しい事例です。
しかも画面は罫線やカラー文字、反転イメージなど非常に複雑な
画面でしたがAutoWebでは綺麗に再現されています。
AutoWebはいくつかのグラフイック・フィールドにはもちろん
対応していましたがこれほどの極端な事例はありませんでした。
なんと固定情報までがグラフィック文字として定義されていました。
急遽対応を追加しましたが海外輸入製品ではグラフィック文字への
対応は全くないだろうと思われます。画面罫線も対応がありません。
海外輸入製品では漢字への配慮がほとんどありません。
基本的な対応を追加しましたのでその後はご契約後にも対応させて
頂く予定です。

■ 工場現場の入力画面をGUI化したい

これは兵庫県のお客さまからのご要望で
複数ある工場現場での入力を手書きの作業報告をOCRで
入力していたがAutoWebでGUI化して効果的な入力を
行いたい。
実績を入力するときの受注番号を動的なコンボボックスで
検索できるようにしたい。
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...これは未処理の受注だけを抽出して動的なコンボボックスで
表示して選択することができるようにしたいというものです。
お客さまはAutoWebの試供版でDDSコーディングだけで
この機能を実現されました。
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...なおこのお客さまはSpoolライターVer5.0も同時に
検討されておりご契約の方向で進んでおります。

■ 直接印刷に使えるプリンタを増やしたい

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これは既存のお客さまが技術ショート・セミナーのお申し込みのコメントに
小さく書かれていたのを弊社が見つけてお客さまにWeb会議の時間を
お願いして取って頂いて弊社が質問させて頂いた珍しい事例です。
問題はある安価なプリンターがあるのだがSpoolライターVer5.0の
直接印刷では日本語を印刷できないということでした。

原因はそのプリンタに日本語フォントが導入されていないということでした。
そのプリンタは3万円程度の安価なものでしたが
フォントの追加に5万円ほどかかるということでした。
3万円のプリンタに5万円のフォントを追加するというのも
おかしな話です。

弊社ではその場で同じブラザー製のプリンタの購入を決定して
早速PDFへの日本語フォントの埋め込みについて調査を開始致しました。
このように弊社では気づかないことをお客さまのご指摘で
お教え願うことは珍しくなく大変貴重なご意見として
感謝しております。
このお客さまは名古屋の倉庫業の方ですが
情報システム室の皆さまは非常に優秀な方が多く
いつもご指導頂いております。
また想像以上に弊社の製品を活用しておられます。
同じ時期に偶然なのか浜松と神奈川のお客さまからも
同じようなフォントの問題の指摘がありました。

これが公開しました「日本語フォント」です。

このようにお客さまのご意見に耳を傾けていますと
本当に教えられることが多く私どもは井の中の蛙であることを
思い知らされます。
このように弊社製品は弊社のアイデアというよりお客さまの
ご意見によって成長している部分が多いと実感しております。

■ 大画面で情報入力を増やして外部のWindowsサーバーも使いたい

この埼玉県のお客さまは情報拡大を第一の目的として
試供版で5250ハンドラーによって情報量を24*80から大幅に
拡大した画面を自力で短期間のうちに作成されました。
最後に別の社内にあるWindowsサーバーの図面表示を行う方法を
教えて欲しいとご相談されました。
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5250ハンドラーで24*80の画面サイズを拡大できるのは
AutoWebだけです。
AutoWebを導入されるほとんどのお客さまは最初から
オプションとして5250ハンドラーもご契約になる傾向にあります。
また社内のWindowsサーバーの図面情報を活用したいと
いうご希望も多いようです。
もちろんAutoWebであれば簡単に行えます。

■ AutoWebとSpoolライターVer5.0+ theWINDOWSライターで大規模な刷新を

これは東京の大手オーディオ関連のお客さまですが
Web会議の製品の説明を受けてAutoWebの5250ハンドラーでインターフェースを
大きく刷新する開発計画を立ち上げて同時にSpoolライターVer5.0に
theWINDOWSライターでプリンタ・セッションを廃止して直接印刷に
移行する計画を立案されました。
以前より弊社製品をお調べになって製品の機能に魅力を感じて頂いたようで
Web会議より2週間足らずで大規模な刷新計画を立案されました。

まずAutoWebでインターフェースを魅力的なものにするだけでなく
5250ハンドラーによる画面拡張はどのお客さまにとっても
魅力的な機能のようです。
最近では5250ハンドラーのご質問も多くなっています。
AutoWebは何より手軽にWeb化できるだけでなく
既存のDDSの知識だけでGUI化も行えさらにはDDSの知識だけで
画面拡張された大きな画面に拡張できることが実用の面で
求められる魅力的な機能です。
Webフェーシングで画面拡張できるものはAutoWebだけしかありません。
他社製品ではGUI化もJavaScritの学習が必要であるとか
敷居の高いものが多いようです。
 
またSpoolライターVer5.0に対するWeb会議のご希望が
3月期より極端に多くなっているのも簡単にPDF化できるだけでなく
印刷機能も強化されているせいかもしれません。
Web会議であるお客さまは「目の前でPDF化されるのを初めて見た」と
言われました。
SpoolライターVer5.0では動的に非定型業務も手軽にPDFに変換することが
できます。
これに対して他社製品では定型業務のみのPDF化で説明だけに
終わることが多いようでそれがお客さまの不満になっていたようです。

このお客さまは既に6月~8月にかけて大規模な導入を決定されています。

■ RUNRMTCMD のメッセージが表示されない

これは京都のお客さまからのご質問ですがRUNRMTCMD でWindows の
 MSGコマンドを実行したが正しく表示されないというご相談です。
弊社で調査したところWindowsの MSGコマンドは64ビットマシンでのみ
動作する機能で32ビットマシンでは特別な処理が必要となります。
その方法をご案内してMSGは正しく表示されるようになり
お客さまから大変感謝のお言葉を頂戴致しました。

■ 現場でタブレットやバー・コード入力を活用したい

このような現場での入力のご要望はどのお客さまというわけでなく
頻繁に頂戴するご要望です。
多いのはタブレットでバー・コードに入力も含めて情報を入力させたいというものです。
AutoWebではいつでもタブレットでの入力をデモできますので
お気軽にお問い合わせください。
 6月にはモバイル・コンピューティングをご希望するお客さまのWeb会議のお申し込みがもう入っております。
 このお客さまは親会社であるお客さまがAutoWebで社内がWeb化されて成功裡に運営されているのをご覧になってぜひうちでもということになったようです。
このように実際に快適に運用されている実態をご覧になるとより現実味が増すようです。
AutoWebでのモバイル運用はもうめずらしくありません。多くのお客さまが全国で活用しておられます。
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■ ハンディ・ターミナルで入力したい

 以前のハンディ・ターミナルではWindowsCEでブラウザ表示して入力していましたが
最新のハンディ・ターミナルはAndroyd でキーエンス製の独自のブラウザを搭載しています。
そこでこの神奈川県のお客さまのご要望によってキーエンス社より最新の
ハンディターミナルの実機を拝借して動作確認して表示と入力が可能であることを
 実証致しました。
他社製品ではモバイル用などの開発が必要な製品もあるようですが
AutoWebなら開発は不要です。
開発がやさしいよりは開発が要らないというほうが圧倒的に有利です。
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■ Web会議をご活用ください

この他にもご相談の事例はまだまだございます。
御社独自の問題やお悩みの要件がございましたらいかようにも
ご相談ください。Web会議で私たちの製品にないものでも
必要であれば開発/追加することができます。

また直接製品のことでないことでもご相談ください。
  Web会議のご相談お申し込みはこちらからどうぞ。

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