IoTの研究開発を進めている㈱オフィスクアトロでは
IoTを学習できる5つのコマンドを開発致しました。
IBMが開発したIoTの機能を動作させる5つのコマンドを開発しました。
IoTの動作はこの5つのコマンドで構成されています。
コマンド | 意味 |
---|---|
接続(Connect) | サーバーに接続する |
チャンネル登録(Subscribe) | 記事(情報)の投稿があれば知らせてもらう |
公開(Publish) | 情報の公開。公開があればチャンネル登録されている 相手にも情報を伝達(公開)する。 |
取消し(UnSubscribe) | チャンネル登録を取消す | 切断(DisConnect) | サーバーへの通信を切断する |
[解説]
わかりやすいように皆さんご存知のYouTubeのチャンネル登録と同じような似た
解説にしました。
簡単に言えばチャンネル登録しておけば番組を公開したときに
すべて拡散されて伝送されるという仕組みです。
もちろん公開やチャンネル登録するときには接続~切断が必要です。
これはYouTubeを観るのにTVやPCの電源を入れて接続するのと同じです。
またチャンネル登録が不要になれば取消もできます。
MQTTプローカーというサーバーがこのような 1:N(=複数)を伝達する機能を持っていて
これがIoTのエッセンスとなっています。
----------------- --------------- ---------------- -------------- | チャンネル登録|--|チャンネル登録|--|チャンネル登録|<---------------| 公開 | ----------------- --------------- --------------- -------------- ↓ ↓ ↓ ---------- ---------- ---------- | 受信 | | 受信 | | 受信 | ----------- ---------- ----------
このようにYouTubeになぞらえて考えると非常にわかりやすく理解しやすくなります。
IoTではこれらのコマンドを別々に独立して操作させることができます。
これはIoTの動きをテストしたり学習するのに役立ちます。
ご自分でコマンドを叩いて実感すればよいのですから。
またCLPやRPG/COBOLにこれらのコマンドを組込むこともできます。
...ひとつひとつのコマンドは中央にあるサーバー(MQTTブローカー)に
接続して動作しています。
コマンド自体はその都度終了しているはずなのにサーバーとの通信は切断するまで
持続しているのです。全体の処理は最後まで継続していてあたかも一つのプログラムとして動いているように切断するまで続きます。
これはIBM iのILEだからこそできることです。
他のUNIXやWindowsではこのような動作は復元できません。
IBM iの特性を生かすとIoTもこんなにやさしくなります。
※この非常に不思議なILEのテクニックは技術ショート・セミナーでもご紹介致します。
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