激動の歴史に残る2020年を終えてもなお2021年でも
コロナの収束とは楽観できない年になりそうです。
春ごろよりワクチンの国内での接種も始まりそうですが
一方では変異種の拡大で歯止めが止まらない可能性も
大きいと予想されます。
変異種の出現は大きな感染を呼ぶのではないかと予想されます。
これに対して政府はGoToトラベルの再開を示唆しており
また最大の危惧は3月に決定予定の東京オリンピックの開催です。
既得権益だけを目標に国民の安全を無視した
オリンピックの開催を強行すれば
間違いなく首都圏を中心に夏以降は
日本国内全体が未曾有のパンデミックになります。
ビジネス形態は変わりテレワークが常態化し
変化対応できない企業は収益を悪化して最初の四半期は
相当に厳しい結果となってしまいます。
経営陣が決定するのを待つまでもなく
情報システム部門は経営体質の強化を図るよう
合理化を含めてテレワーク下での体質強化を
支えていく必要があります。
・変異種の拡大
・GoToトラベルの再開
・東京オリンピックの開催
の3つが揃えばパンデミックは間違いなく起こります。
春からの経済回復はできなくなってしまいます。
私達はこの危機に備える必要があります。
実体経済を反映しない米国の株価の高さは
まだ一縷の希望を残しています。
今年は情報システム部門の皆さまが健康で
過ごされることが今年のまず最も大切な目標です。
企業内の情報の流れを支えている皆様の
職責はさらに大変重要なものとなります。
コロナでストレスが蓄積しているとの
お声も昨年末からは聞こえて参りましたが
どうか今しばらくは安全第一でお過ごしください。
まずは皆さまの健康維持を第一に過ごされることを
お願い申し上げます。
今年一年も大変な年ではありますが
気を引き締めてお互いに頑張りましょう。
2021年元旦