2024年は元旦から能登半島地震に始まって
世界は紛争、国内は自然災害と犯罪多発の年でした。
■世界は戦争、国内では災害と犯罪の年に
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2022年3月に始まったウクライナ侵攻は収まるどころか
今年の2024年にはハマスによるイスラエルへのテロ攻撃に
始まってガザ地区への侵攻やレバノンやヒズボラとの戦争や
12月になってシリアの内戦でアサド政権の崩壊など
戦争が普通のこととして日常化した年でした。
北朝鮮もこのウクライナ戦争に参加してやがて台湾有事ともなれば
来年は世界大戦になります。
国内でも元旦の能登半島地震に始まって
豪雨災害もありました。
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またお金に困った若者が言われるがままに
闇バイトで関東を中心に強盗殺人が毎日のように
起こるというルフィー事件のようなトクリュウ型犯罪が
まだ跡を絶たずに続いています。
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今年の流行語大賞は「闇」になってもおかしくなかったです。
年末には世間を震撼させた北九州の通り魔事件もまだ
忘れることはできません。
高齢者問題も高齢者の暴走事故だけでなく2025年問題は
言われる大量退職で労働者問題の発生も予見されます。
また今年は衆議院選挙での与党過半数割れがあり
そのため103万円問題が170万円に拡大それれば
予算不足による別の問題が出てきます。
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米大統領選挙は「またトラ」の結果となり
早くもメキシコだけでなくカナダにまで25%の関税を
かけるとトランプ次期大統領は宣言していて
メキシコに多くの自動車工場を抱えている日本の
自動車産業にも大きな影響が予想されます。
中国への10%関税も中国との関税合戦になることは
間違いありません。
考えてもみればアメリカン・ファーストという
トランプ大統領の考え方は世界の紛争を見て見ぬふりを
することで第一次トランプ政権のときから世界の紛争が
始まったことを忘れてはいけません。
ウクライナ侵攻が終結したらプーチンの野望は
ヨーロッパ戦線に拡大して戦禍はますます拡大します。
新しい貨幣が発行されたのも2024年でした。
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■㈱オフィスクアトロの開発ヒストリー
さて2024年の㈱オフィスクアトロの開発状況は
次のように精力的に開発および保守を行ないました。
弊社の製品はリリースで終わるのではなく
絶えずお客さまの声と時代のニーズに合わせて
成長してきました。
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[1月]
・WRKSPLのPDFが印刷可能に
[2月]
・AutoWeb 5250ハンドラー無効な機能キーへの対応
・AutoWeb インターネットへの対応を強化
1.匿名でのログイン対応を可能に
2.代理認証を可能に
[3月]
・AutoWeb モバイル環境の画像表示を改訂
[4月]
・Chiago Pro版をWindows 64ビット対応
・AutoWeb データ転送を強化
[5月]
・AutoWeb 小数エラーに対応
・SpoolライターVer5.0 共有FAXの問題を解決
[6月]
・新製品 拡張Queryをリリース
・SpoolライターVer5.0 IPP印刷およびPDF機能強化
・AutoWeb Tab区切りデータのデータ転送をサポート
[7月]
・SpoolライターVer5.0 フォント羽場の混在するPDF化に対応
・新製品拡張DFUをリリース
・SpoolライターVer5.0 機能改訂と障害回復
[8月]
・AutoWeb 機能改善
・Python インストールに成功
・AutoWeb 機能改善(2)
[9月]
・LINE BOTによる障害監視
・Python 5250アプリの開発に成功
[10月]
・埼玉データ・センターへの移管
・AutoWeb 機能改善(3]
[11月]
・SpoolライターVer5.0 AFPサポートを追加
・Python Webアプリの開発に成功
...㈱オフィスクアトロの開発はお客様の声を製品に反映させるだけでなく
自らも新しい製品の開発にも注進しています。
夏ごろから始まったPython開発は今後のIBM iに大きな影響を与えるものです。
拡張DFUや拡張QUERYで開発された技術も確実にPythonへの技術として
継承されています。
また特にSpoolライターVer5.0の躍進は目覚しく競合製品に圧倒的な差をつけて
採用される栄誉を勝ち取っています。
その結果として競合製品の撤退が相次いだのも2024年でした。
APW罫線のPDF化、直接印刷、専用用紙の廃止などIBMユーザーが願う機能を
すべて満足できる製品となりました。
AutoWebも類似競合製品の脆弱性が露見して使いやすさと拡張性で
堅調にユーザー数を増やしつつあります。
年末にはAutoWebの引合いがまた増していました。
■今年をまとめると
▼ データ・センターへの移管
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...2024年の大きな出来事は自社保有のPower9を埼玉の東日本NTTデータ・センターに
移管したことと Pythonの開発を始めたことです。
拡張DFUや拡張QUERYの技術も役立っています。
またVer7.3/7.4のデータ・センター移管に伴い開発マシンも
Ver6.1からVer7.1へと変更しました。
これはハードウェア保守の問題もありますがVer7.1での開発にすることによって
新しい命令が使えるようになり開発効率も高まりました。
▼ SpoolライターVer5.0の躍進
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SpoolライターVer5.0の普及は目覚しいものがありました。
競合製品ではAPW罫線スプールを直接PDF化できるものがなく
品質の面でもSpoolライターVer5.0が評価されたように見えます。
加えて専用用紙の廃止やプリンタ・セッションを廃止して
直接印刷ができるのもSpoolライターVer5.0だけでした。
競合製品で直接印刷できる製品はありませんでした。
プリンターとの通信が必要になるためです。
その結果、競合製品の撤退も相次ぎました。
▼ Pythonフレーム・ワークの開発
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Pythoniによる5250アブリとWebアプリの開発は既に終えて
現在は開発プラットフォームの検討段階に入っています。
12月に入ってIBMの5250離れやユーティリティの廃止の方向が示されたのは
IBM iの新しい方向が示されたものとしてこれを歓迎する方向で
捉えております。
2024年は政治経済は波乱の年でしたが来年2025年は米大統領の交代によって
さらに大きな変化が予想されます。
▼2025年は Power11の出荷?
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IBM業界でも来年はPower11が発表されiOSも新しいOSバージョンが
リリースされるものと予想されます。
㈱オフィスクアトロでも Pythonを前面に推して今後のIBMユーザーの
未来に備えるつもりです。
▼ SpoolライターVer5.0 は完全サポート
SpoolライターVer5.0もAFP印刷をサポートしてこれでほぼすべての
印刷に対応できました。
さらにAPW罫線のフォントが混ざったように特殊なスプールにも
対応できたことも大きな進化です。
APWスプールをそのままPDF化できる製品はSpoolライターVer5.0だけです。
今やSpoolライターVer5.0は完成域に達しています。
▼ AutoWebも劇的に進化します
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IBM iのWeb化GUI化と言えばAutoWebが筆頭に上がるほど
AutoWebの評価はゆるぎないものになり
今や国内の多くのIBMユーザーに支持されるようになりました。
年末にかけてまた多くの引合いを頂戴しています。
さらに AutoWebも2.0にバージョン・アップして来年は大きな拡張を予定しています。
2025年は開発ツールとしてのAutoWeb/2.0が成長の年になると思います。
IBMの変化に合わせたAutoWebの成長をご覧ください。
...2024年は激動の年でしたが来年にかけて進化の準備の年になったのでは
ないかと思います。
多くのユーザー様に支えられて製品も充実の年になり
無事にこの1年を終えましたことを厚くお礼申し上げます。
来年も引き続きご愛顧頂きますようよろしくお願い申し上げます。
一年間誠にありがとうございました。
皆さまのご発展を心よりお祈り申し上げます。
よいお年をお迎えください。
ありがとうございました。
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