サポート情報

サーバー・サイドのアップロードもついに完成 !!
– Windows10問題をついに解決 –

掲載日:2019/04/04

長らくお待たせ致していました AutoWeb のデータ転送機能の
アップロード機能が完成致しました。

AutoWebで解決

AutoWeb のサーバー・サイドの転送とは

AutoWebのサーバー・サイドの転送とは

これは、

PCOMM、iAccess ( Client Access ) および ACS ( = IBM Access Client Solutions )で使用していたデータ転送記述を変更せずにそのまま
IBM i サーバー側 ( IFS ) に配置するだけで今までと同じデータ転送を
行うことができます。

今までのデータ転送アップロード

転送定義はクライアント PC に保存されて実行します。
すべてのクライアントの管理が必要です。

今までのデータ転送
  • すべての PC クライアントに配布と管理が必要です。
  • Windows のリリース・アップに伴って再導入やリリース・アップが必要ですが
    IBM はこれ以上のリリース・アップは行わないと宣言しています。
  • IBM は後継に IBM ACS を指名していますが配布の手間はこれまでと
    変わりません。
    むしろ JDK を導入する手間が増えてしまいます。
  • ところが ACS は Java であるため Java の使用料が新たに発生します。
    クライアント数が多い企業では莫大なコスト増となってしまいます。
    (1クライアントにつき 4800円/月)

AutoWeb によるサーバー・サイドのデータ転送アップロード

転送定義はすべてサーバー・サイド( IBM i )に一極集中管理することができます。
クライアントは何台あっても管理の必要はありません。

AutoWebのデータ転送
  • 転送記述をサーバー・サイドに移してしまえばクライアントが増えても
    配布の手間や保守は全く必要ありません。
  • 一極集中管理なのでクライアント環境によるトラブルもなくブラウザさえ
    あればよいので様々な Windows の混在も可能です。
  • クライアント数の制約はなく Java による制約もありません。
    将来の拡張にもコストがかかりません。
    まさしく Win10 問題の根本解決です。
  • データ転送まで備えてサーバー・サイドへの移行が可能な製品は
    AutoWeb だけです。

AutoWeb 上で新規に作成するサーバー・サイドの
アップロード記述

データ転送ダイアログ

サーバー型データ転送へ移行するメリット

データ転送をサーバー型に移行すると次のようなメリットを得ることができます。

クライアントの 5250 エミュレータを廃止して
Windows 10 問題も解決

データ転送業務もサーバー・サイドに移してしまえば
PC クライアントの 5250 エミュレータを完全に廃止することができます。
Windows 10 問題も解決してもはや Windows のバージョン・アップに
影響されることはありません。

サーバー・サイドで一括集中管理が可能

データ転送業務はサーバー・サイドで集中管理できますので PC クライアントの
増設や変更で情報システム室の管理の必要がなくなります。

サーバー側からのデータ配布が可能

サーバー側からのデータ配布が可能
各クライアントへ定期的にサーバー・サイドからデータを配布することが
可能になります。
データ転送記述がクライアント側にあるようではそれができませんでした。

移行の詳細

  • TFR および DTT を IFS に配置するだけで PCOMM や i Access ( ClientAccess )、
    ACS でのアップロード機能をサーバー・サイドだけで実現します。
    クライアントには何も導入する必要はありません。
  • アップロードは Microsoft 最新の技術である PowerShell で高速で実行されます。
    もちろん Windows 10 対応です。
    加えて新たに開発した CVTFRMIMPF (インポート・ファイルからの変換)が
    FDF ファイルがなくてもデータ・ベースを更新することを可能にしました。
    株式会社オフィスクアトロの最新の技術が最大限に生かされています。
  • IBM ACS ( = Access Client Solutions ) のように移行処理は必要ありませんので
    移行の手間もバグも発生しません。
    CA400 ( iAccess ) のデータ転送の CCSID は Windows 上で CCSID: 1202 として
    保存されていますが IBM i および IFS では CCSID: 1202 はサポートされていません。
    しかし株式会社オフィスクアトロでは独自の変換技術によって CCSID: 1202 と
    EBCDIC ( CCSID: 5026, 5035 および 1399 ) との変換をサポートしこの問題を
    解決致しました。
    これによって CA400 ( iAccess ) のデータ変換記述もそのまま IFS に保存するだけで
    お客様はデータ変換記述をそのまま利用することができるようになりました。

    転送設定 拡張子 CCSID
    ダウンロード アップロード
    PCOMM .TTO .TFR
    943
    CA400 ( i Access ) .DTF .DTT
    1202
    ACS .DTFX .DTTX
    1208
  • 既存のアップロード記述だけでなく新規のアップロードも定義を作成して、
    実行することができます。
  • アップロード記述や FDF フィールド定義はサーバー・サイド ( IBM i ) のみに
    配置しますので多くの各クライアント PC に配布する手間が一切要りません。
    IBM i だけの集中管理です。
  • データ転送(ダウンロード & アップロード)は次のファイル形式をサポートします。

    ファイル形式 ダウンロード アップロード
    テキスト・ファイル
    CSV ファイル (カンマ区切り)
    *BIFF ( Excel 97 - 2003 形式)
    *XLSX ( Excel 2007 形式)

    *BIFF および *XLSX のサポートのために内部で使用されている POI も
    リリース・アップされました。
    POI とは株式会社オフィスクアトロが提供する Excel ファイルとの
    インターフェースを提供するサービス・プログラムです。
    POI をご利用になると例えば RPG/COBOL からでも Excel ブックへの直接の
    入出力が可能になります。
    今回のデータ転送の大半が POI の開発に費やされました。

    POI とは
    POI とは Apache Jakarta Project のひとつとして Excel のデータの読み書きを
    Java の jar ファイルとして提供する Apache POI に語源を発しています。
    株式会社オフィスクアトロが提供する POI は IBM i 上で動作する C言語で
    開発されたExcel ブック読み書きのための有償サービス・プログラムのことです。
    Apache POI は Java で開発されているため IBM i 上では動作が遅く実用的では
    ありません。
    そこで株式会社オフィスクアトロでは独自に POI を開発致しました。
    当初の POI は *BIFF ( Excel 97 - 2003 ) までしかサポートしていませんでしたが今回の改訂によって *XLSX ( Excel 2007 ~ ) もサポートするようになりました。
    POI をご利用になれば RPG/COBOL によって Excel ブックを直接、操作することが
    できるようになります。
    今回のデータ転送も POI の高度な技術によって支えられています。
  • FDF フィールド定義がない場合でもアップロードすることができます。
  • サーバー・サイドの定義だけでデータ転送ができるのは AutoWeb だけです。
    他社製品と比べてみてください
  • 参考: AutoWeb 製品マニュアル Developer's
        データ転送製品紹介

5250 エミュレータの移行

これでダウンロード機能を含めて 5250 エミュレータの主要な機能をすべて AutoWeb で
サポートすることができるようになりました。

  • PC オーガナイザー
  • データ転送 (ダウンロード & アップロード)
  • ATTN キー
  • SYS - REQ キー
  • 十字キーによるカーソル移動
  • 画面罫線表示
  • 反転イメージ
  • 複数フィールドのコピー & ペースト
  • 画面ハード・コピー

Web 適用業務としても

  • クロス・ブラウザ対応
  • 複数同時セッション運用が可能
  • 他社製品と比べてみてください。
  • X ボタン/戻るボタンを標準対応
  • 装置名の指定が可能

加えて!!

  • 80×24 画面サイズの制約をなくして自由に画面サイズの表示・入力が可能!!
  • 80×24 = 1920 バイトの入出力を 32767 バイトの入出力に拡張 !!
    5250 ハンドラーは AutoWeb だけの画面拡張機能です。

他社製品とぜひくらべてみてください。

5250 ハンドラーとは

5250 ハンドラーとは AutoWeb が提供する 5250 画面サイズを拡張する
オプション機能です。
これまでの 5250 画面サイズでは例えば 80×24 = 1920 文字までしか表示や
入力を行うことができませんでしたが 5250 ハンドラー を使うと何とひとつの
画面レコードで 最大 32767 バイトまでの入出力が可能となります。
しかも 5250 ストリームは IBM の仕様どおりです。5250ハンドラーで画面拡大5250 ハンドラー以外にこれほど自由に拡張できるエミュレータは世界中にも
ありません。
だから多くの IBM ユーザーのお客様に採用されています。

ご存知でしたか?

2019年 1月よりすべての Java の使用は有償となります。
このため Java ベースである IBM ACS も有償の対象となります。
多くのクライアントを保有しているお客様にとっては大きな問題になります。
多くのクライアントの JVM のバージョン管理も必要となります。
AutoWeb ならクライアント数も無制限。Java も使用していません。
データ転送などすべての機能はサーバー・サイドだけで管理も楽々♪
ACS の代わりではなく一気に Web 化もできますよ。
今、全国から AutoWeb の問合せが急増しています。
この機に AutoWeb に換えてみませんか?

― 新しい技術はいつもオフィスクアトロから ―