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IBM i からプリンタ定義テーブル(PDT) による印刷に成功 !!

掲載日:2019/10/04
PDT を使って IBM i から直接印刷ができます。
IBM i のオープン化を進めております㈱オフィスクアトロでは
IBM i のSCS 印刷ストリームをプリンタ定義テーブル(PDT) による
印刷に成功致しました。
・APW罫線、倍角印字にも成功しました。

ACS 移行でPDT を ACS マクロに変換できないとお悩みのお客様には朗報です。

単に直接印刷するだけでなく今までのプリンタ定義テーブル(PDT) を
そのまま変更することなく IBM i のIFS に配置するだけで
今までどおりの印刷が可能になります。

既にご紹介していますように㈱オフィスクアトロでは
IBM i のSCS 印刷ストリームを Windows プリンタへ直接、
印刷する(GDI 印刷) 機能を完成しております。

これに加えて PDT をサポートすることによりプリンタ・セッションを
サーバー・サイドだけで行うことが可能になります。

[ PDT による印刷イメージ]
これで次期新製品は次の二つの形態の印刷をサポートしたことになります。
新しい印刷機能

GDI印刷機能
    SCS 印刷スプールをMicrosoft 仕様のスプール(MS-EMF)
  に変換してWindows の共有プリンタの通信(SMB) によって
  Windows プリンタ・ドライバに直接印刷します。
PDT 印刷機能
  既存のプリンタ定義テーブル(PDT) の仕様に従って
  SCS 印刷ストリームを各プリンタ・メーカーの
  印刷ストリームに変換してWindows プリンタ・ドライバに

・GDI印刷の利点
すべてのWindows プリンタは GDI 対応ですので GDI 印刷を行えば
すべてのプリンタに印刷が可能となります。
またIBM i は文字ベースによる印刷が中心ですが GDI 印刷を使うと
グラフや写真、画像データなどグラフィック印刷が可能になります。
・すべてのASCII プリンタへの印刷が可能
・写真や画像データ、バー・コード、QR コードの印刷が可能
・用紙サイズ、方向、トレイ、両面印刷などの細かな指定が可能
のように柔軟な印刷技術に拡張されます。
GDI印刷は従来の単純な印刷を大幅に進化させます。
・PDT 印刷の利点
既存のPDT による印刷指定をそのまま生かして印刷することができるようになります。
RPG/COBOL などで直接、PDT 印刷ストリームを出力していた業務もそのまま使うことができます。
プログラムの変更は一切必要ありません。
■さらに...
なお㈱オフィスクアトロでは今回のPDT 印刷を受けて
さらに第三の印刷の印刷方法を開発中です。
これまでプリンタ・セッションの廃止を目標に開発してきましたが
それだけではなく大きなイノベーションとなる機能を備える予定です。
なお製品化にあたりましては
・製品タフ・テスト(= 使いやすさや品質などの徹底した動作検証)
・使用者の手引き(User's Guide)
・製品照会HP( ホーム・ページ上での製品照会ページ)
・製品照会パンフレット
これらの準備を現在、進めております。
また㈱オフィスクアトロでは
・プリンタ・セッションの廃止
・Windows10 問題とJava 有償化問題の解決
・PDT 移行問題
などに印刷に特化したセミナーを主要都市での開催を決定致しました。
IBM i の今後の運用の大きな指針となるセミナーです。
実務的内容を中心に印刷ソリューションをテーマに掲げたセミナーとしては
大変重要なセミナーとなります。
IBM i の適用業務の開発と運用の逼迫した問題の解決にお時間の許す限り
ご出席されることを強くお勧め致します。
セミナーの詳細はこちらまで
IBM ユーザー様に安心して業務を遂行して頂けますよう私共の製品が
お役に立つことを願っております。
― 新しい技術はいつもオフィスクアトロから ―