IBM iからの直接印刷完成
IBM i のオープン化を進めております㈱オフィスクアトロではプリンタ定義テーブル(PDT)による印刷ストリームを LPRで直接、プリンタに送信して印刷することに成功しました。
LPRは㈱オフィスクアトロではSpoolライターVer5.0で既に実績のある技術です。
プリンタ定義テーブル(PDT)による変換は IBM iのSCS印刷ストリームを各プリンタ・メーカー用のプリンタが印刷可能なストリームに変換します。
次にLPR/LPDの通信はIBM iからプリンタへの直接、通信できる通信の手段です。
従って PDTとLPRを組合せればIBM iからプリンタへの直接通信が可能になります。
[LPRによる印刷イメージ]
第3の印刷方法
これが GDI印刷、PDT印刷に続く第3となるLPRによる印刷方法です。
このLPRによる印刷方法ではプリンタとのあいだにWindowsさえ介在することが全くありません。
PDT変換をIBM iサーバー・サイドに移したからこそ、このWindowsを使用しない直接印刷が可能になったのです。
もちろんAPW罫線、倍角印字および外字の印刷までもサポートしています。
私達はWindowsの介在さえ要らない、という数多くのお客様のお声をこれまで耳にしてきました。
ようやくその技術が結実したのです。
※LPRだけでは直接印刷はできません。
そのため、これまではスプールをPDF化してLPRで転送するという手法もありましたが、それではPDF印刷が可能な高価なプリンタだけに限定されてしまいます。
各プリンタの仕様のストリームをLPRで送ることによって初めて直接印刷が可能となるのです。
それが今回のLPR+PDTによる印刷です。
過去の常識を打ち破った全く新しい印刷方法です。
5577系のドット・インパクト型のプリンタは高価であるばかりか保守料も高く騒音で操作性も現代のレーザー・プリンタのほうが圧倒的に優れています。
IBM iからすべてのWindowsプリンタに印刷することができるようになったということはお客様にとって莫大な利益となります。
くわしくはセミナーで
かねてよりお知らせ致しておりますように㈱オフィスクアトロではWindows10問題、Java有償化問題、PDT移行問題などに関わる印刷ソリューションに特化したセミナーの主要都市での開催を決定しております。
IBM iの今後の実務的な運用の指針となります大変重要なセミナーとなります。
差し迫った問題は一体何なのか?
これらの問題をどのように解決しなければならないのか?
万障お繰り合わせの上時間の許す限りご出席されますことを強くお勧め申し上げます。
既に何社かのお申し込みされていますので満席が予想されます。
お申し込みはお早めに確定されますようお勧め致します。