先日、OpenAI社から弊社にメールが届きChatGPTのAPIが公開されたとの通知を受けました。
これはどういうことかと言うとChatGPTのHPでGPTと対話するばかりではなく
APIを使ってGPTの機能を使うことができるということです。
もっと言えば自社製品や適用業務にGPTの機能を組み込むことができると
いうことです。
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■ APIキーを発行してもらって有料で使用できる
登録すれば個人宛のAPIキーを発行してくれますので
それを認証として有料で使用することができますが
有料と言っても従来のAIの使用料の1/10以下で使用できます。
高価な今までのAIとは比べ物にならない低価格です。
■ RPGを使って GPTと会話ができる
このようなことができると言えばIBMユーザーの方にはわかりやすいかも
しれません。
ChatGPTだけでなくインターネット経由でIBM Watson や GPTなどの
AI やアプリと対話するには REST API という形式のAPIを使用することが
一般的です。
実は弊社製品の Chao!! でIBM Watsonと会話しているのは RPGで開発されたプログラムがREST APIを使って会話しているのです。
IBM WatsonやGPTからの返答は JSON形式で返ってきます。
RPGは今、JSONをデータ構造に変換することができますので
このような会話にはRPGはうってつけです。
このように㈱オフィスクアトロではREST APIを使ってAIと会話する方法に
十分な知識と経験を持っています。
実はAutoWebのLINEオプションでLINEと会話しているのもRPGプログラムで
答えのJSONを解釈しています。
■ プログラムを ChatGPTに説明させよう
IBM i上から直接、GPTと会話できることがわかりましたので
それではRPGソースやCOBOLソースなどをGPTに示して
日本語で説明させることができます。
ChatGPTが今までのAIとの最大のちがいはプログラムを理解していることです。
担当者が退職してしまってこのプログラムが何をやってるのか
良くわからない。
プログラムの処理の内容をChatGPTに説明させることができます。
説明がよくわからなければ何度でも聞きなおすことができます。
消費税が変更になったんだがこのプログラムのどこを直せばいい?
あるいは必要な修正をしてくれでもいいのです。
文書化ソフトなんて高価なものはもう要りません。
ChatGPTがどれくらい説明できるのかは検証の上追ってご報告致します。
■ プログラムを作らせることができます
現在、弊社ではデータ・ベースのDDSソースお基本となるRPGテンプレートなどを
示してChatGPTがどれくらいRPGソースを作る能力があるかを検証中です。
かの昔にCASEツールというソースを生成する高価なツールが流行りましたが
重くてもう姿を消してしまいました。
ChatGPTならそんな重い無駄なソースは作りません。
しかも社内のルールに従って作ることも可能です。
弊社ではその実験を続けています。
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■ デバッグもAIで
プログラム開発で最も困難で手間がかかるのはデバッグであることは
経験豊かなプログラマーであれば誰もが知っています。
作ることは簡単だければバグが発生したときにどこに原因があるのかを
探すことのほうが大変なのです。
ChatGPTを使えばあたなと違う視点でバグ探しの手伝いを
してくれるでしょう。
このデバッグにこそAIの力を借りたいものです。
■ 専用のプログラム相談室も GPTで
またどのような条件を与えればIBM相談無窓口として使えるのかも
検討しています。
いきなりCharGPTに尋ねるのではなく必要な情報を与えて徐々に教育していく
必要があるかと思います。
■ ChatGPTは優秀な新入社員です
ChatGPTは同一スレッドの中であれば教育可能であることが既に検証してわかっています。
自社のルールを教えれば学習して成長し自社に合った新入社員として活動します。
しかも教育したことはChatGPTの記憶にはならないことをOpenAIが保証しています。
心配な機密保護がしっかり守られているのです。
安心してこの新人を育てることができます。
自社の事情をGPTが学習してくれれば大きな戦力になります。
いつでも残業OKですし休日出勤しても文句も言いません。
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■ ウクライナ侵攻や台湾有事も
気になるウクライナ侵攻や台湾有事もGPTに聞いてみました。
実は邪馬台国の場所や坂本龍馬暗殺事件の黒幕、本能寺の変の真相まで
聞いています。
聞いての結果は技術ショート・セミナーでお知らせ致します。
■ IBM世界への影響も日々変化する
ChatGPT という予想を超えたAIが出現してきたおかげで
IBM世界への影響も日数単位での大きな変化が訪れる気配です。
YouTubeなどでは競ってChatGPTの動画が投稿され
毎日、数多くのGPTがらみのアプリが投稿されています。
それだけIT業界だけでなく世界への影響は日に日に拡大しています。
GPTに我先に先鞭をつけようという動きが加速しており
これは近年になかった急激な変化です。
... GPTの発表に続いてNortion AI など他のAIも発表されているようです。
本当にすごい世になりました。
人間しかできないと思われていたことが AIで代わりつつあります。
2045年ごろと言われていたシンギュラリティが早まりそうです。
こんな言葉があります。
「人類最後の発明はAIである。なぜならそれ以降の発明はすべてAIが
発明するからだ。」
■ ChatGPTは技術ショート・セミナーで
㈱オフィスクアトロではChatGPTの使い方と実際の会話の様子を技術ショート・セミナーで公開と解説を予定しています。
ChatGPTの利用はIBM iユーザーにとってこれまでにない大きな効果を
もたらすものと予想できます。
㈱オフィスクアトロによるChatGPTの使用方法と状況につきましては
技術ショート・セミナーでの発表を計画しています。