お客さまのご要望を受けまして外字サポートの開発を致します。
これはWebオープン・フォント・ファミリーというWebフォントをサポートする
というお知らせです。
ご存知のように5250エミュレータでは外字の表示/入力も行えますが
ブラウザ・ベースとなりますと現在MS-IE(=InternetExploler)以外の
ブラウザでは外字の表示も入力もできないのが現状です。
このためIEモードでの外字に入力でご苦労されているお客さまも
多いとお聞きしています。これはブラウザの仕様ですと済ますことは
できない問題です。やがてはMS-IEも近く無くなりますので
そうなると外字の表示や入力が一切できなくなってしまいます。
今でもMS-IEを使うことはセキュリティ上問題があります。
(=Web Open Font Famly)
株式会社オフィスクアトロでは以前よりSpoolライターで
外字のダウンロード/アップロードもサポートしていましたが
今回のブラウザ上で外字がサポートされない問題は
WOFF(=Web Open Font Family)というTTF(=TrueTypeFont)に似たWebフォントを
ブラウザで公開することによって解決できることを
この度の社内の実証実験で確認致しました。
そこで
WOFFのW3C勧告の仕様: WOFF File Format 1.0
を入手致しましたのでこの仕様に基づいてIBM iの外字ファイルを
WOFFに変換するプログラムを開発する所存です。
( W3C勧告とはインターネット関連の世界標準の公開仕様で㈱オフィスクアトロの製品もW3C勧告に準拠して開発しています。)
㈱オフィスクアトロでは既にIBM外字ファイルをWindowsの外字(Userfont.fon)に
変換するという開発実績があります。(SpoolライターVer5.0)
この外字サポートによって弊社製品のユーザー様はChromeやSafari, EdgeなどすべてのブラウザでAutoWebでの外字の表示および入力が可能になります。
実際の操作は最初の一度だけIBM i側の操作でIBM iの外字テーブルからWebオープン・フォント・テーブルをコマンドを実行して作成して頂くだけで済みます。
それだけですべての画面で外字の表示と入力が可能になります。
外字サポートの完成まで今しばらくお待ちください。
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㈱オフィスクアトロは技術力でお客さまの問題を解決致します。