2020年末の新型コロナ勃発に始まった激動の年は
2022年3月7日にはウクライナ侵攻が始まり
2023年10月7日にハマスの攻撃による現在のイスラエル戦争が
始まりました。そして2024年には台湾侵攻の懸念まで高まっています。
そんな中にあっても㈱オフィスクアトロも製品の改良を重ねて
まいりました。
_
■ 2023年はWeb会議による充実した年でした
2023年は早くからお客さまとのオンラインによるWeb会議が
頻繁に開催されIBMユーザーであるお客さまとの交流が
一段と高まった年でした。
Web会議は月のうちに10~13回ありその中には1日の
2~3回のときもあり中には香港や上海という海外との
Web会議までありました。
_
これによりお客さまとの交流が深まるだけでなく
お客さまの声やご要望を製品に反映しそれがまた次の
お客さまに繋がるという好循環の繰返しとなりました。
これほどWeb会議が繰返し行われるソリューション・ベンダーも
少ないのではないかと思います。
これも多くのお客さまに支えられていると感謝申し上げる次第です。
■ 劇的な製品の向上と変化
2023年には次のような25回もの大きな改訂が行われました。
実際には発表にはない数多くの改訂や改変も数多く行われています。
製品はお客さまの声を反映してつねにより良く成長し続けています。
_
2023年1月 6日 : 呼出しスタック再帰に成功
1月11日 : ツリー・メニューの一般化に成功
1月12日 : PDFのタイム・スタンプに成功
1月19日 : お知らせメッセージのリニューアル
2月 1日 : プログラム検索を追加
2月 3日 : 最近使ったプログラムを追加
3月20日 : AutoWebパフォーマンスを改善
4月 5日 : QSYSOPR終了メッセージの除去
4月 6日 : SpoolライターVer5.0使用者の手引きに検索機能を追加
4月10日 : AutoWebヘルプも使いやす間なりました。
4月20日 : 画像ファイルのスプール変換に成功
4月26日 : 罫線画像のオーバーレイ印刷に成功
5月16日 : 指定フォントの種類を拡張
5月25日 : AutoWebが最新のハンディ・ターミナルにも対応
5月29日 : 3万円のプリンタに印刷
6月 1日 : PDF日本語フォントの埋め込みに成功
7月 5日 : プリンタ・セッションの廃止
7月12日 : 外字サポートが完成
7月27日 : 日本語フォント埋め込みをスピード・アップ
8月 4日 : インターネット・リモート印刷の開発に成功
8月21日 : POPUPウィンドウ表示をキー順に改訂
10月17日 : オンライン・マニュアルが使いやすくなりました。
11月 9日 : 重ね打ちへの対応
12月 4日 : theWINDOWSライターAPWシンボル印刷へ対応
12月18日 : theWINDOWSライターで Canon の LIPS3 でAPW印刷にも成功
■ 製品機能の充実
製品の機能には多くのお客さまからのご希望を反映していくうちに
数多くのオプションが追加されましたが2023年にて
ようやくほとんどのお客さまがご希望になられるような
機能が揃ったかに見えます。
_
それまではお客さまのご要望を実現することに
追われていました。今ようやく満足して頂ける機能が
十分揃ったのではないかと思います。
「このような機能はありますか?」という問いに対して
ほとんどの場合答えられるようになりました。
その結果多くのお客さまの希望に応えられる製品として成長できたことと
存じます。
・AutoWebの機能とデザインの充実
_
AutoWebではモバイル機能やバー・コード・リーダー機能、
ハンディ・ターミナル対応など他社製品にはない多くの機能が
盛り込まれて充実しています。
また次世代を鑑みてAutoWeb/2.0ではデザイン面でも
大幅な改訂が行われスタイリッシュなインターフェースに
生まれ変わり使いやすさも一段と向上しています。
多くのお客さまがツリー・メニューを採用されたのも
AutoWebが評価されていることの表れと存じます。
最近ではモバイルやバー・コード・リーダーとして
利用を希望される方が多くなりました。
5250ハンドラーという画面拡張機能も24*80の画面サイズの
拡張として初めから利用されるお客さまが圧倒的です。
・SpoolライターVer5.0は印刷機能で差別化
_
SpoolライターVer5.0の印刷機能の充実も見逃せません。
IBM iからの直接印刷ができるのはSpoolライターVer5.0だけ
だからです。
他社製品ではせいぜいIBM iに用意されているLPRを
利用しているものやWindowsサーバーを必要とするものだけです。
IBM iだけで LPRもIPP印刷もサポートしているのは
SpoolライターVer5.0だけです。
最近は複合機へ直接印刷したいというご要望が多くなりました。
IPPという複合機用の印刷プロトコルをサポートしているのも
SpoolライターVer5.0だけです。
IBM iからの直接印刷をしようと思うとプリンタとの
通信プログラムがどうしても必要になりますが
他のソフト会社で通信プログラムを開発できる技術力はありません。
特にボタンひとつでプリンタ・セッションを直接印刷に
移行できる技術の成功は画期的でした。
プリンタ・セッションの廃止の最終的な答えが出たものと存じます。
・theWINDOWSライターは今後伸びます
_
theWINDOWSライターはすべてのプリンタへの直接印刷を
可能にする製品です。
theWINDOWSライターの採用も徐々に増え始めて
実際に使われるお客さまが増えてきました。
SpoolライターVer5.0での印刷はPDF印刷可能なプリンタという
制限がありますがtheWINDOWSライターによるプリンタの
制限はありません。
5577系プリンタもプリンタ・セッションを介さないで
IBM iから直接印刷することができます。
すべてのプリンタに印刷されたいのなら
theWINDOWSライターをお選びください。
今後は本格的な直接印刷を希望するお客さまへの採用が
増えてくるものと予想されます。
今後が楽しみな製品でもあります。
■ 他社製品との差別化
競合他社製品との差別化が明確になったのも2023年でした。
・違いがわかるAutoWeb
AutoWebは2.0を発表して見るだけで違いがわかるというほどにまで
進化しました。
機能面でも他社製品ではJavaScriptを使ってGUI化しなければ
ならないのに比べてAutoWebではDDSだけでGUI化できるという
やさしさで実用的な信頼性でも海外輸入製品を圧倒しています。
IBMユーザーであるお客さまも目が肥えてきていて
海外製品を選ぶ人はほとんどいなくなりました。
ブラウザのXボタンを押すとジョブが残ってしまう海外製品は
使った人は本当に困っているようです。
・印刷の時代こそSpoolライターVer5.0
SpoolライターVer5.0はIBM iからの直接印刷ができる唯一の製品です。
しかもIBM iだけで完結していてWindowsサーバーを必要としません。
PDF化にしても電子帳簿保存法対応のためにタイムスタンプが
押せるのもSpoolライターVer5.0だけです。
月のうちWeb会議のご相談が最も多いのもSpoolライターVer5.0であることも
頷ける話です。
・唯一の印刷ソリューションtheWINDOWSライター
印刷だけのソリューションとして唯一無比であるのが
theWINDOWSライターです。
数多くのIBM iソリューションの中ですべてのプリンタに
印刷が可能であると唄っているのはtheWINDOWSライターだけです。
今後は本格的な印刷として多くのIBMユーザーに受け入れられると
予想されます。
■ 年末の駆け込み需要から来年度に向けて
2023年12月決算のお客さまでは年末の駆け込み需要での
ご契約を数多く頂きました。
それ以上に多かったのはやはり2023年3月の決算の駆け込み需要でした。
2024年4月からは電子帳簿保存法が施行されますので
唯一のソリューションとしてSpoolライターVer5.0のご採用が
見込まれます。
_
また現在開発中のノーコード開発ツールの発表も2024年4月を目処に
予定しています。
2024年はノーコード開発ツールが大いに注目される年になるでしょう。
どうぞご期待ください。
皆さま良いお年をお迎えください。
_