新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
さて激動の2023年を終えてなお2024年も激動の年になるかと
予想される今年を予想してみたいと思います。
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2020年12月に上海近郊で始まった新型コロナ感染は
世界経済もそしてビジネス・スタイルも変えてしまいました。
新幹線による出張はなくなりWeb会議というオンラインによる
会議が主流となりこれは弊社のようなソリューションを
製作販売している会社にとって非常に好都合でした。
㈱オフィスクアトロではWeb会議は月のうち10回~13回程度開かれ全国はもちろんのこと上海や香港などの海外からもWeb会議の依頼がありました。
このようにお客さまにとっての魅力ある製品を販売しているものに
Web会議の依頼が集中し競合他社との差別化が極端に
開いた年ではなかったかと思います。
優れた製品はますます評価され差が開くようになりました。
今後もこの傾向はいっそう顕著なものになるでしょう。
■ 混沌とする世界情勢
新型コロナの後に続く2022年3月に始まったウクライナ侵攻と
2023年10月に始まったイスラエル戦争を抜きにしては
経済も語れません。
世界が懸念していたようにイランやシリアもこの戦争に加わり始めて
戦争に激化が予想されます。
ペルシア湾航行の安全ということで米国が欧州諸国に呼びかけていますが
まさに世界を巻き込もうとしています。
コロナ感染に続く戦争は第一次世界大戦と非常にに良く似ています。
第三次世界大戦は中東から始まると言われていましたが
まさにその通りになってきました。
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そして日々高まっているのが台湾有事です。
さらに北朝鮮の38度線への軍隊終結に続き戦争準備を公然と指示しています。
北朝鮮は今、国家破綻の寸前であり韓国を制覇でもしない限りもう国家が
成り立たないところまで来ています。
北朝鮮はこの2024年1月にも軍事挑発を行う機運が高まっています。
世界情勢は戦争はもう当たり前の時代になっていますので
北朝鮮の南下もかなりの確率で起こると思います。
中国も福建省に軍隊を集結しつつあり台湾を取り囲んで軍事演習を
盛んにやっているのはロシアのウクライナ侵攻の直前に酷似しています。
台湾との境界を頻繁に越えているのはもう始まりと捉えていいでしょう。
1月には台湾での大統領選挙があります。
また11月の米大統領選挙の直前に中国が台湾侵攻するのではないかという
憶測も投げれています。
台湾侵攻が始まればそれはもう第三次世界大戦でしかありません。
この台湾侵攻には日本も巻き込まれることは必至です。
後年、歴史の教科書に載るようなことが今進行しているように見えます。
有事のドルが示すように円安が進行していますが
多くの日本企業が輸出を基調としていますで
皆さまの企業の業績は好調なはずです。
また海外に依存していた製造部門も円安によって国内への回帰の
傾向となります。
株式も堅調に上昇が続くことになります。
しかし物価高は避けられませんが
日本国内経済は株高の好景気が続くでしょう。
■ 経済は中国離れ
中国経済の衰退は坂道を転げ落ちるようでこれからの
日本企業の魅力のある投資先は
1位. インド
2位. ベトナム
3位 .中国
となっているようです。弊社でもAutoWebのベトナム導入の内示があり
ベトナムの人が真面目で勤勉であるところから急速な経済の伸びが
期待されているようです。
インドは人口が中国を抜いて世界一になっただけでなく
2桁の九九を暗証していることで知られるように数学の発祥の地です。
さらに英語が共通語であることからIT大国への道は開かれています。
車のEV化の限界も見えてきています。
中国ではEV車の大規模な廃棄が発生しています。
年末にはダイハツ自動車の全車種の出荷停止という不測の事態が
発生しました。以前の日野自動車に続いてどうなるのでしょうか?
■ 国内政治まで不安定に
2023年度末に露呈した自民党の政治資金パーティ裏金問題は東京地検特捜部の
強制捜査となり何人かの政治家が事情聴取となる大きな政治問題となりました。
裏金問題で官房長官までが更迭されるのは異常です。
そして既に現職の衆議院の国会議員が逮捕されるまでに至りました。
大物の政治家が次々と逮捕されるのも時間の問題です。
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これは立派な脱税事件なので修正申告というわけにはいかないでしょう。
間違いなく安部派は分裂するでしょうし下手すると自民党も分裂するかもしれません。春までには総理も代わるでしょう。
政治再編は不可避だという自民党の政治家も現れる始末です。
かなりの人数の自民党政治家が揃って逮捕や引退となると急な政権交代が起こるかもしれません。春には政界の大波乱も予想されます。
年初から日本の政治は波乱に満ちています。
■ 台風が少なかった2023年
2023年は極端に台風が少なかった年でもありました。
それで幸いなことに自然災害はほとんどありませんでしたが
琵琶湖の水が渇水するなどの水不足の問題が年末に発生しました。
また北海道でフグの大量捕獲など魚の北への移動が
温暖化傾向が出ています。
他方、年末は10年ぶりの猛烈な寒波で北海道や東北では
豪雪に見舞われる年末年始になってしまいました。
北海道、東北地方の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
2024年はどうなるのでしょうか?
■ 2024年の主な予定行事など
1月 台湾大統領選挙
3月 ロシア大統領選挙
4月 電子帳簿保存法施行
7月 日本で新紙幣が発行予定
7月 パリ第39回夏季オリンピック
11月 米大統領選挙
...見ているだけで心配になる年です。
トランプ氏はコロラド州とメーン州で立候補資格を剥奪されました。
■ トランプ政権が復活すると
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トランプ氏は韓国と沖縄から駐留米軍を引き上げると公言していますが
そうなると北朝鮮は本気でソウルに南下します。
米国がウクライナ支援を中断してロシアがウクライナを占領するのを
中国が見ると間違いなく台湾占領に踏み切りますし
尖閣諸島どころか北海道が危なくなります。
トランプの復帰だけで世界は大混乱に陥ります。
■ 再び人類は月に
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明るいニュースはアルテミス計画で再び人類は月面着陸を目指す最終期限が
この2024年です。この宇宙飛行士に中には日本人女性も含まれています。
月の裏側で人類はまた何を見るのでしょうか?
また火星に降立つはずの人間はもう米国で生まれているとも
言われています。
人類は火星まで到達できるでしょうか?
■ ホーム・ページのリニューアルを予定
㈱オフィスクアトロでは現在のホーム・ページのデザインのリニューアルも予定しています。
現在のホーム・ページは約3年を経過しておりそろそろデザインを一新してよいころです。
新製品のリリースと合せて気分も一新する年になればと願っております。
■ 辰年で中日ドラゴンズの巻き返しなるか?!
今年は辰年で中日ドラゴンズのの当り年です。
実は投手の防御率は中日は阪神に次いで2位なのです。
中田選手の加入で得点率が増せば中日の面白い活躍が見れそうです。
名古屋の皆さまにとって楽しみな年になりそうです。
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■ Windows12 がリリース?
2024年は3年毎のWindowsのバージョン・アップのサイクルから見てまたIntel社からの
情報から見てMicrosoftが Windows12をリリースする可能性がかなり高いという噂が出ています。高性能なCPUの搭載になりそうです。
Windows11 が2021年にリリースされたのでそれまでの3年サイクルからいくと
2024年にはWindows12がリリースされることになります。
早ければ2024年4月ごろにはリリースされるのではないかと噂になっています。
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またWindows12 は目玉の Copilot搭載によって必要なCPUサイズが8GBになる予定なので現行のPCをバージョン・アップするのではなくPCの買換えになる可能性が高いです。
Windowsのバージョン・アップはIBMユーザーにも影響は大きく
それまでの IBM ACSやプリンタ・セッションの再配布の労力を考えると
やはりこの機会にサーバー集中にの移行が進むのではないかと予想されます。
となるとプリンタ・セッションの廃止やブラウザによるエミュレータの需要が
ますます高まります。
一部のIBMユーザーはもう既にすべての適用業務をAutoWebの5250ハンドラーに
大規模移行を始めている会社もあります。
■ 2024年は電子帳簿保存法が施行
2024年4月には電子帳簿保存法が施行されます。
これは国税庁が企業の調査のため会計データのPDFの機能強化を
法律として求めているものです。
これに伴い併せて決算期でもあるのでSpoolライターVer5.0への
需要は一気に高まるものと予想されます。
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電子帳簿保存法に準拠するにはPDFにタイムスタンプを押すことと
PDFの条件による検索機能の両方が必要になりますが
このどちらにも対応できている製品はSpoolライターVer5.0だけだからです。
他社製品では他の製品に依存しているだけで自社製品だけで
国税庁の求める機能を満足している製品はありません。
対応している製品はSpoolライターVer5.0だけです。
2023年3月や12月にも決算駆け込み需要がありましたが
2024年3月も電子帳簿保存法によってさらなる駆け込み需要が見込まれます。
まだ電子帳簿保存法に対策されていないお客さまは4月までに至急に
SpoolライターVer5.0の導入をご検討ください。
■ IBM i印刷の改革が進む年に
2023年より進んできたIBM iからの直接印刷の普及はますます拍車が
かかります。
電子帳票化はPDF化するだけの時代は終わり今やプリンタ・セッションや
5577系ドット・インパクト・プリンタに代わるIBMからの直接印刷が
求められる時代です。
しかもそれはWindowsサーバーなど必要としないIBM iだけで完結する
ものでなくてはなりません。
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このようなIBM iユーザーの要望に応えられる製品は
SpoolライターVer5.0およびtheWINDOWSライターだけです。
印刷ソリューションの差別化が徹底して進む年になります。
IBM iのユーザーも良い物とそうでないものの見極めが進み
優れた製品のみが生き残るようになるでしょう。
それが正しい市場のあり方です。
Web会議が進む中でSpoolライターVer5.0およびtheWINDOWSライターへの
需要はますます高まっていくでしょう。
■ IBM iのWeb化もAutoWebで順調に進みます
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IBM iのインターフェースで長年問題になってきたのが
・IBM iの GUI化およびWeb化
・24*80の画面サイズの制約
です。特に画面サイズの制約は不可能かと思われてきましたが
AutoWebの5250ハンドラーという機能がそれを打ち破って歴史的な変革を
成し遂げました。
しかもAutoWebはDDSソースの記述だけでIBM iのGUI化を行えるということで
多くのIBM iユーザーの支持を得ることができました。
海外輸入製品ではJavaScriptの学習が必要とかでとても障壁の高いものと
なっています。
一方でAutoWebではツリー・メニューによってIBM iのユーザビリティも大幅に向上してIBMエンド・ユーザーの満足度を得ることに成功しています。
AutoWebほどIBMiの付加価値を高めてくれるソリューションは他にありません。
■ 2024年は新春Web相談会からスタート
おかげさまで㈱オフィスクアトロでは新春2024年1月より新規問合せによる試供版や製品の出荷も既にいくつも既にスケジュールされており
4月までの内示もいくつか頂戴致しております。
ろ
新年早々に引き合いや新規ご契約は誠にありがたいと感謝致しております。
そこで2024年は技術ショート・セミナーではなくお客さま個別のWeb会議によるオンライン相談会を開催させて頂きたいと存じます。
まずは直接印刷やPDF化のRpoolライターVer5.0に対する相談会を別途メールでご案内させて頂きますのでお気軽にお申し込みください。
お待ち申し上げております。
■ IBM iにもノーコード開発ツールの時代
もうひとつの大きな変化は㈱オフィスクアトロでノーコード開発ツールの
リリースを予定していることです。
実は最近IT業界全般ではノーコード開発ツールの普及が進んでいます。
これは人手不足に加えて教育期間を低減させたい企業の思惑が
重なってノーコード開発ツールへの需要が高まっているものと
思われます。
※ノーコード開発ツールとはソース・プログラムを全く記述する必要のないプログラム開発ツールのことです。
IBM iではQUERYやDFUがこれに相当しますが残念なことにどちらも妥当性検査を伴うデータ更新ができないので適用業務として使うには実用的ではありません。
しかしいずれはIBM iの開発もソース・コードをわざわざ記述するという時代から離れていくことになるでしょう。
2024年はこの歴史的な始まりとなります。
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IBM iの業界も開発者の高齢化や退職が進んで人手不足は
深刻な問題になっています。
今後、短期間での開発や保守を行うためにはノー・コードや
ロー・コードによる開発ツールが求められるのは必然です。
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㈱オフィスクアトロでは5年以上前から蓄積してきた
パネル・グループ(UIM)によるノーコード開発ツールの
リリースを予定しています。
パネル・グループとはIBM iのi5/OSのインターフェースの
95%以上を形成しているインターフェース・オブジェクトです。
DSPFとは全く異なり行・桁位置の指定のないHTMLと同じタグ言語です。
パネル・グループはDSPFに比べて柔軟でパフォーマンスに優れていて
HTMLとの親和性にも富んでいます。
しかしパネル・グループは元々IBM社内で利用されていた言語ですので
それをサポートするAPIやコマンドもほとんどありませんでした。
そこで㈱オフィスクアトロではこのパネル・グループのオブジェクトを
直接読取る技術を開発したのです。
AutoWebでもDSPFオブジェクトを即時に読み取っていましたがこれは
IBM提供のAPIによるものでした。
しかしパネル・グループを読取るAPIはIBMによっても提供されていませんので
㈱オフィスクアトロは自前でオブジェクト解析プログラムを開発致しました。
これによってパネル・グループを自由に読取ることができるようになって
ノーコード開発ツールの開発に拍車がかかりました。
お客さまがやさしく使って頂くためには高度な基礎技術の開発が
必要だったのです。
2023年12月現在、このノーコード開発ツールである新製品: Visual PANEL-WORKERの
全容は完成しつつあります。
かつてのCASEツールなどは及びもつかないほど進化したノーコード・ツールを
お目にかけることができると思います。
2024年はIBMユーザーの皆さまも快適に信頼性高いプログラムを
ノーコード開発ツールで短時間のうちに開発して頂きたいと思っております。
どうぞ今年も㈱オフィスクアトロの発表にはご注目ください。