3月は決算期ということもあって弊社への駆け込みの相談も多くなりました。
その中でも興味深いいくつかの事例をご紹介します。
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■ 請求書をPDF化してメール送信したい
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毎月、多くの相談が寄せられてきますが月のうち10~13回くらいの相談があり
多い日は一日に2~3回もの相談がある日もあります。
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月のうち13回の相談のうち10回近くがSpoolライターVer5.0に関わる印刷の問題です。
その中でも圧倒的に多い相談が
請求書をPDF化してメールで送信したい
というものです。
多くの印刷スプールはSpoolライターVer5.0でボタンひとつでPDFに変換することができます。
その方法としては
・OntheWeb機能を使ってブラウザにスプール一覧を表示してPDF化する。
・WRKSPLというコマンドで5250エミュレータ上でPDF化する
・CVTSPLFコマンドをCLPに組み込んでPDF化してIFSや別のサーバーに転送する。
というものです。
しかし請求書をPDF化してメールで送信となるとスプールを取引先別に分割しなければ
なりません。その上で各々の得意先にメールで送信することになります。
そこでこの方法を先日、義出ショート・セミナーで多くのお客さまにWeb会議のオンライン・セミナーとしてご説明致しました。
■ 毎月20万円もの印刷費用を削減したい
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これも実にわかりやすいご要望なのですが毎月、専用用紙に印刷出力が多いので
別学の印刷費用コストが用紙代だけでも月20万円、つまり年額にすると240万円もの
コストがかかっているので何とかしたいというお話です。
SpoolライターVer5.0で専用用紙をPDF化すれば最初の年だけでSpoolライターVer5.0の
契約費用だけでなく100万円以上のコスト削減で翌年度からは200万円以上のコスト削減ができることがわかりました。
つまりSpoolライターVer5.0を導入すれば毎年200万円以上の純利益が出るのと同じことです。
このお客さまは専属のソフト会社が相談を受けてSpoolライターVer5.0を見つけて頂いたということでした。
■ JavaアブリをRPGで再作成したい
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ある大手通信会社が仲介で紹介されたお客さまですがVer7.2で対外システムをJavaで
大手IBM特約店に依頼して作成していましたがVer7.4ではjavaの上位互換がないために
このままでは動作しないことが判明しました。
そこでこの大手IBM特約店に問い合わせたところいっこうに返事が得られず
Javaのソースもないことから弊社に問合せがありRPGで再作成することになったものです。
どうやらこのIBM特約店のJava開発者が退職してしまって対応ができななってしまったようです。
このようにIBM業界では逆にJavaの開発者はとんどいないのでうかつにJavaで開発するとこうなってしまいます。
弊社でくわしく拝見すると文書化が残っていることとJavaアプリのインターフェースが5250アプリのような表形式であることから比較的容易にRPGで書き直すことが可能であることがわかりました。
現在、RPGで書き直してAutoWebの5250ハンドラーを使って再作成する方向で進めています。
■ LANSA アプリをAutoWebでGUI化したい
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このお客さまもJavaではありませんが過去に多くの業務がLANSAで開発されていますが
・LANSAはパフォーマンスが悪い
・技術継承が難しい
ことから現在はLANSAをRPGで書き直す作業を進めています。
そこでAutoWebを使っても正しく表示されるかどうかという相談がありました。
LANSAであっても内部でDSPFを生成していますのでAutoWebの表示にも
問題はありません。
たとえDSPFがなくても5250ストリームが流れているのですから
AutoWebは5250ストリームを直接解析しているので表示は可能です。
DSPFのGUI化にしてもAutoWebではボタンをひとつ押すだけでDSPFのDDSソースを
抽出できますのでDDSソースの編集によるGUI化も可能です。
現在はGUI化まで予定していないようですがLANSAもAutWebで表示できると
いうことでわずか2週間ほどで既に本番に導入されました。
現在、このお客さまはLANSAアプリもAutoWebで正常に表示されることを
ご確認されました。
■ APW罫線も正しくPDF化できるソリューションに買い換えたい
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以前にもスプール内に含まれているAPW罫線も正しくPDF化できる製品はSpoolライターVer5.0だけであると紹介しているとおり試供版を使って試してみたところ正しくPDF化できることを確認したというものです。
このお客さまは他社製品を使っているのですが機能に不満足でAPW罫線もPDF化できるソリューションを探していたということです。
SpoolライターVer5.0の試供版を試したところ
・OntheWeb によるブラウザ操作によるPDF化
・WRKSPL による5250上のPDF化とスプールのExcelダウンロード
を大変評価して頂きました。
現在、PDF化ツールもSpoolライターVer5.0に買換えを進めています。
■ 社内すべての画面を5250ハンドラーに移行
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この首都圏のお客さまは貿易の代行業(乙仲)でそのため扱う書類の項目の数は莫大です。
5250画面に表示される情報だけでは到底足らないのでAutoWebの5250ハンドラーを
採用されました。
しかも経験豊かなプログラマー2名の方が社内の画面プログラムすべてを
5250ハンドラーに置き換える作業を行っています。
おそらく数百本どころか数千本もあろうかというプログラム全部を
5250ハンドラーに置換えています。
幸いRPGソースはAutoWebの移行ツールを使えば正確に変換することはできますが
画面の拡大は手動でありさらにGUIコントロールも追加して機能UPを図っています。
なぜこのようなプロジェクトが進行中であることがわかったかと言いますと
あまりにもご質問が多く弊社でも機能拡大にご協力していると
どうやらすべてのプログラムの画面拡大を図っているようだと気づかされたからです。
実はこのような大規模な画面拡大の改修はこのお客さまだけでなく
同じ首都圏や東海地区でもいくつかのお客さまで同時進行で行われています。
■ プリンタ・セッションを廃止したい
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このお客さまは大手製薬会社ですが情報システム室の中にはエンド・ユーザーの
要望に従ってプリンタ・セッションを作る部門があるためプリンタ・セッションが
異常に増えてしまって困っているとのことです。
装置の扱いも得意ではないので簡単にプリンタ・セッションを廃止できる方法は
ないかというご相談でした。
PDF化や印刷の相談とともに多いのがこのプリンタ・セッションを廃止という問題むです。
プリンタ・セッションは5553という表示装置なのですがこれを直接印刷の装置に変更するというコマンドはIBM iには存在しません。
過去に大阪のお客さまで500個以上ものプリンタ・セッションが発生してしまったという事例の解決のためにWRKPRTDというプリンタ・セッションを廃止できるコマンドを 作成してありますのでこれをご紹介しました。
現在、試供版を導入して試してみたいということで話が進んでいます。
( WRKPRTDは試供版では使えませんが )
■ PDF化とILE-RPGを後輩に教えたい
このお客さまはPDF化について興味を持たれてSpoolライターVer5.0のデモを
希望されました。
以前より㈱オフィスクアトロの情報発信を高く評価して頂きまして
誠にありがたいのですが特筆すべきはこの既に退職されたご担当者の先輩の方は
ご自分はRPG IIIだけの開発に留まっていたがこれからは後進の若い人は
ぜひILE-RPGやフリー・フォーマットを学習して進めてもらいたいと
述べておられたことです。
何かと言うとオープン系への移行を声高に言う時代において
ILE-RPGやフリー・フォーマットの学習を推薦されるこの先人の方は
お考えが若く時代をよく見据えてご高察されているものと感銘致しましたので
ここにご紹介させて頂く次第です。
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...いかがでしょうか? 3月は決算期ということもあって上記以外にも多くのお客さまからのWeb会議のご要望があり既に4月の中旬まで予約が入っています。
また5月まで既に何社ものご契約の予定が入っております。
弊社では数多くのIBMユーザー様がおられますので様々な多くの事例を経験しています。特殊な事情があっても技術でお客さまの問題を解決致します。
他社製品からの買換えや移行のご相談も扱っています。単に製品を販売しているだけではありません。お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
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