サポート情報

SpoolライターVer5.0 機能改訂と障害回復のお知らせ

掲載日:2024/07/29

平素はSpoolライターVer5.0をご愛用頂きまして
ありがとうございます。
最新の機能改訂と障害回復についてお知らせ申し上げます。

■ PDF変換障害の回復
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APW拡大文字の直後に改行キーがあるときに
正しい表示が行われなくなる障害を改善致しました。
 発生頻度は少ない生涯ですが必要な修正として行っております。

■ IPP の用紙トレイの番号取得のバグを回避しました
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as400-NET.COM Tips & Techiniques でもご案内していますが
印刷装置の用紙入れに番号3を設定すると次の取得では -19という数値が
戻ってきてしまうというOS/400のバグ(?)が判明しており現在
米国IBMに問い合わせ中でまだ返答にありませんが
明らかなAPIの障害のため弊社では 19の場合は強制的に 3と解釈するめように
SpoolライターVer5.0の製品モジュールの改訂を行いました。

■ LPR印刷装置の障害の回復
ASCIIプリンタのイラスト _

 ・日本語フォントの埋め込み」「余白」等の情報が
正常に保存/更新されていませんでしたので修正致しました。

 ・CHGDEVLPR / CHGDEVIPPコマンドについて
   プロンプト画面のパラメータが装置の実際の設定内容を反映するよう改善致しました。

・LPR印刷装置の用紙サイズ「*CUSTOM」の入力に対応できていなかったため対応しました。

・LPR印刷装置に「前面オーバーレイ」のパラメータを追加しました。

■ WRKSPLAUT 印刷待ち行列権限の処理 の機能強化

 印刷待ち行列権限の処理(WRKSPLAUT)の機能の大幅な強化を行いました。

WRKSPLAUT                  印刷待ち行列権限の処理                          
                                                                           
                                                    グループ :       *NONE 
ユーザー・プロフィール . . . . :   QTR                                     
                                                                           
このユーザーに対して 1= 許可を指定すると他のユーザーは表示されなくなります 
4= 使用禁止にするとこのユーザーには非表示となります。                      
9= この OPT を取消します。                                                 
  1= 許可  ( 他のユーザーは非表示になります )                              
  4= 使用禁止 (  OUTQ は非表示になります。 )   5=WRKOUTQ 表示   9=OPT 取消 
                                                                           
OPT   状況   OUTQ        LIBRARY      入数    テキスト                     
       1     QNETJOBLOG  ASNET.USR       26  JOBLOG for EnterpriseServer   
       1     QNETJOBLOG  ASNETUSR70       0  JOBLOG for EnterpriseServer   
       4     QNETJOBLOG  ASUSR_PTF        0  JOBLOG for EnterpriseServer   
             CHINAQ      CHINALIB         2                                
       1     CHSOUTQ     CHSFIL           1  CHS Chinese OUTQ              
             ENEOUTQ     ENEGINE          0                                
             QNETJOBLOG  MQTTLIB         52  MQTT LOG OUTQ                 
             $._TEST     OOTAKE           0                                
             $TEST       OOTAKE           0                                                              

[解説]

従来の使用制限は「4=使用禁止」のみが有効でしたが
ユーザー数の多いお客さまのために逆に「1=許可」と入れると
そのOUTQで「1=許可」の入っていない他のユーザーは使用禁止となって
OUTQは OntheWeb などでは表示されなくなります。
これは大変便利な機能追加となりますのでぜひご利用ください。
さらに「9=取消し」というオプションも追加されます。
これは既存の1=許可や4=使用禁止のオプションを取り消すものです。

内部的には論理ファイル: OBJAUTL01 がライブラリー: SPLUSRSYS に
自動的に追加されますがお客さまは検知する必要はございません。
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.. 以上のPTFは最新の試供版モジュールに既に反映致しました。
本件に関するご質問はヘルプ・デスクまでお問い合わせください。

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