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目次

ハンディ・ターミナル

無線ハンディ・ターミナルと IBM i をAutoWebを使って今すぐ簡単に接続することが
できます。
ハンディ・ターミナルの動作にはハンディ言語(VB, C#, VC++)やHTML, JavaScriptを
必要としますが AutoWebであれば RPG/COBOL + DDS の知識だけで簡単に
ハンディ・ターミナルとIBM i を接続することができます。

※ハンディ・ターミナルはAutoWebの追加オプションです。

接続可能なハンディ・ターミナルとは、

Windows CE (Windows Embedded Compact 7) にブラウザとして MS-IE7.0

が搭載されているものです。

ハンディ・ターミナルのブラウザ MS-IE7.0 で IBM i に接続すれば
AutoWebは ハンディ・ターミナルからの接続であることを検知して
ハンディ・ターミナル用のHTMLテンプレートを使ってハンディ・ターミナルとの
会話を開始します。
IBM i側では特に何の設定も必要ありません。

Windows サーバーを必要としません。
ハンディ・ターミナルへの接続は IBM i だけで完結します。
他のPCサーバーなどの追加のハードウェアやIBM iの追加のライセンス・プログラムを
必要としません。
使い慣れた RPG/COBOL + DDSで簡単開発
ハンディ・ターミナルの画面開発はいつものRPG/COBOL + DSPF(DDS)の技術だけで
簡単に開発することができます。
JavaScript や HTMLの知識も必要ありません。
ブラウザ・ベースの見やすく美しい画面インターフェース
ブラウザ表示なので5250エミュレータに比べて見やすく美しい
インターフェースで表示します。
DDSで画像や押しボタンなどの GUIコントロールを開発
DDS記述だけで画像や押しボタンなどのGUIコントロールを思いのままに
開発することができます。
ライセンス数の制約なし
ライセンス数の制限はありませんのでハンディターミナルは何台でも
IBM i に接続することができます。

ハンディ・ターミナルはやはりどうしても画面サイズの制約がありますので
画面サイズを意識した設計が必要となります。

ハンディ・ターミナルの画面サイズ

ダイナミック・レイアウト

AutoWebには「ダイナミック・レイアウト」と呼ばれる柔軟な画面レイアウト技術が
搭載されています。
これは実行されるブラウザの大きさ(画面サイズ)に合わせて画面レイアウトを
自動的に決定するというものです。
大きな画面では大きなフォント・サイズで広く表示されます。
逆に小さな画面に表示される場合は自動的にフォント・サイズは縮小されて
表示されます。
しかし限りなく小さな文字で表示したのではエンド・ユーザーは
文字を読取ることが困難になってしまいます。
そこで最低限以下の文字サイズにはならないように設定されており
それ以下のサイズが必要となっても文字は小さくなることはなく
スクロール・バーが現れます。

これがダイナミック・レイアウトの技術です。
現在、デスクトップPCでは様々な画面サイズのディスプレイが市販されていますが
ダイナミック・レイアウトの技術によってどのようなサイズの画面であっても
AutoWebによる表示が適切であるのはこの技術によるものです。

ハンディ・ターミナルへの表示の場合も文字があまりにも小さくならないよう
改訂が行われました。
そのためハンディ・ターミナルであっても適切な文字の大きさで
読取ることができるように工夫されています。