画面の基本となる HTML テンプレート

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画面構成のベースとなる HTML テンプレート

「 HTML テンプレート」とは AutoWeb の HTML インターフェースの基盤となる
雛型の HTML のことです。
AutoWeb はこの HTML をベースとしてオープンしてそこにフィールドや
GUI コントロールを配置します。
AutoWeb の導入時に用意されている基本的な HTML テンプレートは

  • BASE5250.HTM : 一般的な画面の基盤となるHTML
  • POPUP5250.HTM : POPUP 画面の基盤となるHTML

の2種類です。
このテンプレートが保存されているのは
/AS400-NET.USR/TEMPLATE フォルダー内です。
AutoWeb はこれらのHTMLテンプレートを適切に適宜オープンして使用します。
これらのテンプレートの内容は修正しないでください。

ユーザー独自の HTML テンプレート

お客さまは、独自の HTML テンプレートを用意してそれを使用することができます。
ただしユーザー独自の HTML テンプレートを作成するには
上記の既存の HTML テンプレートをユーザー用にコピーしてから
それらを基本にして HTML の十分知識と経験のある人が
自らの責任の範囲内において修正を行ってください。

ユーザー独自の HTML テンプレートを使用するには

  1. HTML テンプレートを配置する。
      /AS400-NET.USR/TEMPLATE 配下に
      HTML テンプレートを配置保管してください。
  2. 【例】
    /AS400-NET.USR/TEMPLATE/MYTEMPLATE.HTM
  3. 画面設定(HTMLCFG) に HTML テンプレートを記述する。
      GO AUTOWEB メニューのオプション「1. 画面設定」(HTMLCFG)を選んで
      HTMLCFG に HTML テンプレートの記述を追加します。
  4. 【例】
    BASE_HTML   MYTEMPLATE   MYOBJLIB
    BASE_HTML   BASE5250
    【解説】

    ライブラリー MYOBJLIB に存在する DSPF を表示するときは
    /AS400-NET.USR/TEMPLATE/MYTEMPLATE.HTM が使用され
    それ以外の場合は
    /AS400-NET.USR/TEMPLATE/BASE5250.HTM が使用されます。

    またライブラリー名: MYOBJLIB を指定しない場合は
    すべての業務のテンプレートは MYTEMPLATE と解釈されます。

    ※ HTML テンプレートの拡張子は .HTML ではなく、
    必ず .HTM としてください。

プログラム独自の HTML テンプレートを使用するには

前述のユーザー独自のテンプレートを使う方法ではライブラリー単位での
テンプレートの指定が可能ですが、プログラム個別にもテンプレートを
DDS で指定することができます。

次の「家具販売サイト」(PGM221)という画面は DDS で HTML テンプレートを
指定している高度な利用方法を示しています。

PGM221

【解説】

DSPF: PGM221FM

ソースコード


  A          R SFCTL01                   SFLCTL(SFREC01)
                  :
  A                                       1  2HTML('TEMPLATE=/AS400-NET.USR-
  A                                              /TEMPLATE/QTROBJ/PGM221FM/-
  A                                              SFCTL01.HTM')
                                                          :

【解説】
DDS の HTML キー・ワードを使って TEMPLATE= ...( HTML テンプレートのフル・パス名) ...
として指定すればプログラム独自の HTML テンプレートを指定することができます。
ただしこれも BASE5250.HTML から派生した HTML を使って
HTML に十分知識と経験のある方がご自分の責任の範囲内として行ってください。