HTML インターフェースでは、ある文字列をクリックすると
他のサイトにジャンプして移動する機能をリンクと呼びます。
HTML での基本的なリンク機能は
<a href="リンク先のURL">リンクへの見出しの文字列</a>
の形式の HTML タグであり AutoWeb でも HTML キー・ワードに組み込んで
自由に使うことができます。
例えば次の記述は潟Iフィスクアトロへのリンクを表現しています。
A 20 15HTML('<a href="http://www.officequattro- A .com">オフィスクアトロ</a>')
実行結果は
リンク機能は HTML でも一般的なものとして普及しており
エンド・ユーザーにとっても操作が非常にわかりやすくなります。
5250 エミュレータの適用業務では機能キーを押して POPUP を表示したり
別の画面を表示したりする操作がありますが、この動作は HTML の操作に置換えるのは
リンクによる移動です。
AutoWeb では次のようにすれば機能キーによる移動を簡単にリンクに置換えることができます。
出力フィールドの DDS 記述の TEXT キー・ワードに
*CFxx
を指定すると機能キー操作をリンクに置換えることが
できます。
(上図のリンクをクリックして動作イメージをご確認ください)
【 例 】
A SHCODE 10A O 6 7TEXT(' 商品 コード *CF04')
このフィールドは次のようにリンクとして表示され
この文字列をクリックすると内部では、このフィールド位置にカーソルをセットして
CF04 キーを押したのと同じ結果となります。
開発者が <a href ...</a> タグを記述する必要はありません。
呼び出すプログラム側では CF04 キーを押すと別のプログラムや別の画面レコードを
呼び出して表示するだけですから、これまでの処理と何ら変える必要はありません。
またリンク機能を使って別の画像を表示したり別のサイトにジャンプさせることも
可能となります。
...このようにリンク機能を有効に活用すると操作は、よりWebに近い洗練された
わかりやすいものとなります。
※ カーソル位置による検索への考慮事項
5250 適用業務で出力フィールドにカーソルを合わせて機能キーを押すような
操作がありますが HTML インターフェースでは入力ボックス以外に
マウス・ポインターを合わせてもカーソルをセットすることはできません。
このような場合には *CFxx によるリンク機能が有効ですのでご検討ください。
※ 複数の機能キーを使用する場合
CF04 と CF05 のように複数個の異なる機能キーを使用する場合でも
ひとつのフィールドにはひとつの機能キーしか割り当てることはできません。
このような場合は別の出力フィールドに二つ目の機能キーを定義するように
すると結果的に複数の機能キーを使用することができるようになります。