以下は、Tomcatあるいは Perl をご利用になる場合のみお読みください。
Tomcat、Perl をご利用にならない場合は読み飛ばしていただいてかまいません。
Tomcatをご利用になる場合は EnterpriseServer導入用媒体(CD-R)より、
お使いのOSリリースに応じたバージョンの Tomcat を別途 IBM i に導入してください。
Tomcatの導入が完了しましたら、さらに次の手順に従ってください。
Perlをご利用になる場合は既にPerlのモジュールは先の導入手順により IBM i に転送済みです。
次の手順に従ってPerlを利用できるようにしてください。
1. PCOMMまたはClient Accessエミュレーターで IBM i に接続し、 QSECOFRでサイン・オンします。
2. コマンド入力画面より下記のコマンドを実行します。
ADDLIBLE ASNET.COM + 実行キー
3. 「GO MENU + 実行キー」によって次のメインメニューが表示されます。
MENU Enterprise サーバー メニュー システム : S1066DD0 次の中から1つを選んでください。 1. ライセンス・メニュー LICENSE 2. サーバー管理メニュー SERVER 3. WEB 開発メニュー DEV 4. WEB 移行メニュー WEB 5. AUTOWEB メニュー AUTOWEB 7. 機密保護メニュー SECURITY ☆追加モジュール導入管理 10. 導入済み追加モジュールの表示 DSPOPT 11. 追加モジュールの導入 ADDOPT 12. 追加モジュールの削除 DLTOPT 13. IFS 管理メニュー IFS 選択項目またはコマンド ===> F3= 終了 F4= プロンプト F5= 活動状況 F6= メッセージ F9= コマンドの複写 F10= コマンド入力 F12= 取消し F13= 印刷制御
4. 「オプション11 =追加モジュールの導入」を選択すると
次のような画面が表示されます。
ただし表示される内容は配布されるリリースによって異なります。
追加モジュールの導入 システム : S1066DD0 オプションを入力して実行キーを押してください。 1= 導入 導入の OPT モジュール 状況 記述 ASNETUSR /AS400-NET.USR CGIBIN cgi-bin : user CGI Library PERL.COM Perl 5 Distribution Library for V4R4M0 - QATMHSTOUT /QATMHSTOUT TOMCAT3 /jakarta-tomcat-3.2.3 TOMCAT405 /jakarta-tomcat-4.0.5 TOMCAT412 /jakarta-tomcat-4.1.12 終り F3= 終了 F12= 取消し
Tomcatの導入については後述の該当部分をご覧ください。
「導入の状況」欄がブランクであるのは、そのモジュールが未導入であることを意味しています。
5. 追加モジュールの導入選択を行います。
Perlの導入
Perlの導入は任意です。
Perlを使用するのであれば、Perlモジュールの「記述」欄に『for VxRxMx』形式で表示されているリリースが
自社 i5/OS のリリースに適切であることを確認してから、「1 = 導入」を選択してください。
Tomcatの導入
V4R4M0以上であればTomcatを導入することでJSP&Servletを開発/実行できます。
TomcatはJavaで記述されていますので IBM i のJDKと i5/OS のリリースに対応した適切なモジュールを
選択する必要があります。
Tomcat リリース | JDK | i5/OS リリース |
---|---|---|
/Jakarta-Tomcat-4.1.12 | JDK 1.4 | V5R2M0〜 |
導入済みのJDKのリリースを調べるには、WRKLNKコマンドによって
/QIBM/ProdData/Java400/jdk xxx
を調べてください。
その他のモジュールの導入
上記PerlおよびTomcat以外のモジュールは、先のSETUPコマンドにより既に導入が完了しています。
なおPerlおよびTomcat以外のモジュールは必須ですので、削除しないようにしてください。
「記述」の欄が『/AS400-NET.USR』のように文字「/」で始まるモジュールはIFS上に
その名前で復元されます。それ以外はライブラリーとして復元されます。
ライブラリー | PERL.COM |
---|---|
V5R2M0 〜 | 約8.5MB |
6. 導入済みモジュールを確認します。
必要な全てのモジュールの導入が完了したらメニューのオプション
「10 = 導入済みモジュールの表示」によって導入モジュールを確認してください。
次の画面は導入モジュールの表示の一例です。
導入済み追加モジュールの表示 システム : S1066DD0 導入済み モジュール リリース 記述 ASNETUSR V4R4M0 /AS400-NET.USR CGIBIN V4R4M0 cgi-bin : user CGI Library PERL.COM V4R4M0 Perl 5 Distribution Library for V4R4M0 - QATMHSTOUT V4R4M0 /QATMHSTOUT TOMCAT3 V4R4M0 /jakarta-tomcat-3.2.3 終り F3= 終了 F12= 取消し