IBM ACS (= IBM Access Client Solutions for Windows)との比較
~ Windows10 問題を IBM ACS vs AutoWeb を比較してみました ~
Windows10 問題
- IBM
-
IBM は IBM i Accessは Windows10 をサポートしないと発表しました。
後継の 5250 エミュレータは IBM ACS ( = Access Client Solutions for Windows ) - Microsoft
-
Microsoft は Windows7 のサポートを 2020年 10月 14日で打ち切ると
発表しました。 - Oracle
-
Oracle は JDK8 の無償提供は 2019年1月で終了し後継の JDK11 は
1クライアントにつき 4800 円/月の保守料が必要であると発表しました。
Windows10 問題ってよく聞くけど
イマイチわからない ...
IBM が Windows10 以降には
iAccessは対応しない、
と発表したことが大問題 !!
ええ~っ?!
それじゃ Windows10 では
iAccess はもう使えないの?!
そういうこと。
でも IBM は後継として
IBM ACS を指名してきたのサ。
なぁんだ! それじゃ ACS を
使えばいいじゃないの。
ところがそんなに簡単じゃない。
ACS は Java で、できているけど
今度は Oracle が Java を有償化すると
発表したからさあ大変!!
今まで無料で使っていた
Java にお金がかかるのね。
少しくらいなら仕方ないかも...
少しじゃないんだ。
1人当たりの月額使用料が 4800円。
100 クライアントだと年間 576万円の
支払いになる。
しええ~っ!!
それは納得できないわよね。
何か他の方法はないの?
そこで注目されているのが AutoWeb
AutoWeb なら 5250 エミュレータに
Web化 GUI化もプラスして
年間 36万円でしかもフリー・クライアント。
それはスゴイわね!!
Web化 + GUI化 もできて
なんたってお得♪
そうそう。だから今、全国的に AutoWeb の
問合せが急増してるんだって。
Sooolライターとセットすれば完璧!!
もっと早く AutoWeb にすれば良かったわ♪
ありがとう !!
ACS との機能面の比較
IBM ACS | AutoWeb | |
---|---|---|
製品分類 | 5250エミュレータ | Web フェーシング |
構成 | クライアント/サーバー | サーバーのみ |
PC クライアント配布 | すべてのクライアントに導入 | ブラウザのみ必要でクライアント 導入なし |
Web 化 | × | ◯ |
GUI 化 | × | ◯ |
画面の拡張 | 1920 文字まで | 最大 32767 文字まで使用可能 |
FieldExit | 基本的には使用不可 | 標準で FieldExit にも対応済み |
データ転送 |
CSV は漢字の文字化けで使用不可 欄見出しがフィールド名で わかりにくい。 |
テキスト,CSV, XLS, XLSX に対応 欄見出しは COLHDG で日本語表示で 見やすくわかりやすい。 |
まとめると ACS は画面拡張や GUI化 web化の機能はない。
さらに ACS は Java で、できているためかなりのコスト増となってしまいます。
AutoWeb は導入するだけで GUI化 Web化されて画面も DDS だけで自由に拡張が可能と
いうことになります。
ACS との費用面の比較
AutoWeb
AutoWeb は年間 36万円の使用料だけで
- 保守料込み
- ライセンス変更無償
- クライアント数無制限
社内 100クライアントで比較すると
AutoWeb
年間 36万円
IBM ACS
ACS 本体の使用は無償 ( i5/OS内 ) だが
JDK の保守料が 1クライアントにつき
4800円/月と高額なため
100 クライアントでは年間 576万円の
出費となってしまう。
IBM ACS
年間 576万円