[2015/06/03]
・GETVALUE プロシージャが、破損文字列を返す障害を解決
GETVALUEプロシージャを使って長文の日本語を取得すると、内容が破損してしまう場合がありました。
・CHECKBOXプロシージャの追加 - チェックボックスの操作を行います
<INPUT TYPE="CHECKBOX">タグに対して様々な処理を行うプロシージャ CHECKBOX を
追加致しました。
※CHECKBOXの使用方法について詳しくはこちらへ。
・RADIOBTNプロシージャの追加 - ラジオボタンの操作を行います
<INPUT TYPE="RADIO">タグに対して様々な処理を行うプロシージャ RADIOBTN を追加致しました。
※RADIOBTNの使用方法について詳しくはこちらへ。
[2015/05/19]
・ADDREPORT プロシージャが、複数<REPORT>タグに対応
ADDREPORT プロシージャのパラメータで、何番目の<REPORT>タグに
レコードを追加するかを指定できるようになりました。
※ADDREPORTの使用方法について詳しくはこちらへ。
・COMBOBOX プロシージャの追加 - <SELECT>タグの操作を行います
<SELECT>タグに対して様々な処理を行うプロシージャ COMBOBOX を追加致しました。
※COMBOBOXの使用方法について詳しくはこちらへ。
[2015/03/27]
・ADDHTML2プロシージャの追加 - 長いHTML文を埋め込めるようになりました
RPGエンジンに ADDHTML2 プロシージャを追加しました。
従来の ADDHTML プロシージャには、埋め込むHTML文の最大長が256バイトまでという
制限がありましたが、この制限を解消した新プロシージャ ADDHTML2 を追加しました。
ADDHTML2プロシージャをお使いいただくことで、10000バイトまでのHTML文を
一度に埋め込めるようになります。
ADDHTML2の追加に伴い、ADDHTMLは[2014/09/29]の修正前の 256バイトまでの対応に
戻させて頂きました。
※ADDHTML2の使用方法について詳しくはこちらへ。
[2015/03/16]
・ADDCOMBOプロシージャ―が意図せずトリム/埋め込みしてしまう問題を修正
ADDCOMBOプロシージャ―の初回呼び出し時に生成されるHTMLタグにおいて、
ADDCOMBOプロシージャ―に渡した引数の末尾が、
意図せずトリム/ブランク埋め込みされてしまう場合がありました。
[2014/09/29]
・ADDHTMLプロシージャーが追加できるHTMLの長さを増加
ADDHTML プロシージャーが追加できる文字列の長さを、256バイトから1021バイトに拡大しました。
・GETVALUE/SETVALUEプロシージャーのプロトタイプ宣言を訂正
GETVALUE/SETVALUE プロシージャーのプロトタイプ宣言が誤っており、正しく動いていなかった
問題を修正。
[2012/11/05]
・ADDXML5026 プロシージャーで半角カナ対応を追加
半角カナの値を表示するための ADDXML5026
プロシージャーを追加致しました。
半角カナを出力する場合は ADDXML ではなく ADDXML5026 プロシージャーをご利用ください。
・EDTZONE プロシージャーで 4桁日付表示に対応を追加
EDTZONEプロシージャー で 4桁日付 EDTCDE(Y)の場合にも対応しました。
表示結果として
例) 数値8桁 20110101 EDTCDE(Y)フィールドをEDTZONEを使用し表示した場合
8桁日付 ⇒ 2011/01/01
例) 数値6桁 110101 EDTCDE(Y)フィールドをEDTZONEを使用し表示した場合
6桁日付 ⇒ 11/01/01
例) 数値4桁 0101 EDTCDE(Y)フィールドをEDTZONEを使用し表示した場合
4桁日付 ⇒ 1/01
・GetValue プロシージャー(またはRPG#アプリケーション)で 小数点の値が入れ替わる障害に対応!!
GetValue
プロシージャー(またはRPG#アプリケーション)で小数点第1位 0(ゼロ) の数値を
パラメータとして渡した場合、小数点第2位の値と入れ替わった値が返却される障害を解決しました。
例) 数値8P2桁 111111.01 フィールドをGetValueを使用し取得した場合
対応前 ⇒ 111111.01 を 入力しGetValueで取得した場合、111111.10 と入れ替わる
対応後 ⇒ 111111.01 を 入力しGetValueで取得した場合、111111.01 と入れ替わらない
・RPG#へSFLMSGプロシージャーを追加しました。
RPG#へSFLMSG
プロシージャーを追加しました。
SFLMSGは複数の入力フィールドへ反転イメージをセットし、alert表示とカーソルの位置づけを行ないます。
利用方法はALERTMSG
プロシージャー同様に、
SFLMSG('エラー・メッセージ':'反転イメージ・フィールド名':'カーソル位置づけフィールド名')
としますが、反転イメージ・フィールド名についてはカンマ区切りで複数のフィールド指定を行なうことができます。
D*( SFLMSG のプロトタイプ宣言 )
D SFLMSG PR
D ERRMSG 128A VALUE
D REVIMG * VALUE
D CURSOR * VALUE
【例】
/COPY ASNET.USR/QRPGLESRC,PROTOTYP5#
D BUFF S 256A
D ERRMSG C CONST('必須項目を入力してください。')
:
C SHCODE IFLT *BLANKS
C CAT 'SHCODE':0 BUFF
C CAT ',':0 BUFF
:
C SHNAME IFLT *BLANKS
C CAT 'SHNAME':0 BUFF
C CAT ',':0 BUFF
:
C CAT X'00':0 BUFF
C CALLP SFLMSG(ERRMSG:%ADDR(BUFF):%ADDR(BUFF))
C WRITE SFLCTL01
C END
【解説】
商品コード:SHCODE もしくは 商品名:SHNAME が入力されなかったときは
「必須項目を入力してください。」とalert で表示します。
また、入力の行なわれなかった入力フィールド を反転イメージにセットして、
カーソルを入力されていないフィールドの先頭のものへセットします。
・eStudioアプリケーション実行時に WINDOWクローズが発生していた障害を解決!!
eStudioで開発したアプリケーション実行時に、ブラウザーが自動的に
閉じてしまう障害が発生しておりましたが、これを解決しました。
・eStudioアプリケーション実行時にCGIPARMで取得した値がブランクになる障害を解決!!
eStudioで開発したアプリケーション実行時に、RPGエンジンのCGIPARM
プロシージャを使用した際に、
ブラウザーよりリクエストされた値がブランクとして取得される障害が発生しておりましたが、これを
解決しました。
・ひとつのHTML内に定義できるREPORT文の最大数を追加しました
従来はひとつのHTML内に定義できるREPORT
文の数は最大10個まででしたが、
これを20個に追加しました。
[2011/08/11]
・XML の動作の障害を回復
サービス・プログラム XML の ADDXML
メソッドで不明な文字列 TRUE
が混在したり
XML の長さが長くなってしまう障害を解決しました。
なお XML プロシージャーのプロトタイプを次のように訂正してください。
ASNET.USR/QRPGLESRC(XML#5)
(旧) 0011.00 D NAME 20A VALUE
:
(新) 0011.00 D NAME 48A VALUE
・RPGENGINE5 の SETFLD プロシージャーの障害解決!!
RPGエンジンの SETFLD
プロシージャーで、パラメータのフィールド値に 256
バイトの文字列を
セットしHTMLファイルを表示したときに、256バイト以降に不明な文字列が付与される問題を
解決しました。
[2011/05/27]
・\ マークが $ として表示される障害を解決
CCSID 5026 環境においてのみ文字「 \ 」 がブラウザ上では「 $ 」として表示されてしまう障害に対して
変換テーブルを修正いたしました。
・XML_PARSE が Webサービスへ対応しました。
XML_PARSE
コマンドの PATH パラメータ ( XMLストリーム・ファイル ) の欄に URL を指定することが
できるようになりました。
これは XML を結果の値として戻すWebサービスへ対応したものです。
例えば、郵便番号から住所名を検索して結果の住所の名前等を XML として戻す Webサービスを提供している
サイトに対して XML_PARSE
を使って直接、接続して XML を受け取って、QTEMP
等の任意のライブラリーへ
DOM
( =文書化モデル : Document Object Model )を作成することができます。
XML_PARSE と RPG または COBOL の CGI を組み合わせれば簡単に世界中の Webサービスを利用することが
できます。
XML_PARSE は受信したXML を DOM という単なる物理ファイルに変換してくれますので
あとは RPG や COBOL, または CLP でも自由自在に読み取ることができます。
【 例:郵便番号 〒106-0032 から住所を検索して QTEMP/DOM を出力するには? 】
XML_PARSE PATH('http://zip.cgis.biz/xml/zip.php?zn=1060032') OUTPUT(*OUTFILE) OUTFILE(QTEMP/DOM)
※ 詳細な使用方法は弊社サイト TechNet-Webサービス をご参照ください。
・コマンドひとつで Excel にデータを出力できます。( CPYTOEXCL )
EnterpriseServer + Chicago をご利用中のお客様には朗報です。
CPYTOEXCL
コマンドで CPYF
と同じようにファイルをコピーするように IFS の Excel にデータ・ベースを
出力することができるようになりました。
しかも CPYTOEXCL
は CPYF と同じように次の機能を備えています。
レコードの置き換えまたは追加 ( *ADD , *REPLACE ) |
追加または置換えの選択指定 |
SYLK 見出し( *FLDNAM , *COLHDG1 ,
*COLHDG2 , *COLHDG3 ) |
見出しをフィールド名または欄見出しの指定 |
コピー開始・終了レコード番号 |
開始 RRN と終了 RRN の指定 |
コピー開始・終了レコード・キー |
開始キーと終了キーの指定 |
コピーするレコードの数 |
処理するレコード数の指定 |
文字 テスト による レコード 組込 |
CPYF の文字テストと同じ |
フィールド・テスト で レコード の組込 |
CPYF のフィールド・テストと同じ |
[ 注意 ]
この機能を実行するには Chicago にも POI
を導入する必要があります。POI のダウンロードは こちら で。
[2011/04/26]
・XML パーサーが UTF-8 をサポート
弊社提供の XML パーサー(コマンド : XML_PARSE
) が Shift_JIS
に追加して、UTF-8
も
サポートするように致しました。
XML に encoding="UTF-8"
として定義されている UTF-8
の XML も英小文字、日本語(漢字) も
EBCDIC
コードの DOM
に展開することができます。
しかも弊社提供の XMLパーサーは軽量でパフォーマンスに優れており RPG プログラマーには
説明の要らないほどシンプルでわかりやすく扱いやすい DOM (文書化モデル) として
キーつきのデータ・ベースとして展開されます。
後は RPG/COBOL/CLP
でお好きなように XML を読み取りことができます。
・ユニコードへの変換サービス・プログラムを実装
EBCDIC / UTF-8
の相互変換をサポートするサービス・プログラム UNI_CODE *SRVPGM
を実装しました。
UNI_CODE *SRVPGM
は下記の国際言語 + Shift_JIS
の ASCII コードとの相互変換もサポートします。
- 米国
- 日本
- 中国簡体字 ( 中国本土 )
- 中国繁体字 ( 台湾、香港 )
- 韓国
- タイ
- ドイツ
UNI_CODE
の使用方法および解説は近日中に オンライン・マニュアルでご紹介致します。
・UTF-8 からの入力方法に CHARSET を追加
一般的に表示された HTML から入力( SUBMIT
) された文字コードが何であるかは判別する方法は
ありません。例えば UTF-8
で表示されているHTML 上でユニコードとして入力された文字が
Webサーバーに送られても Apache
や IIS
の Webサーバーでは文字コードが Shift_JIS
で
投入されたものか UTF-8
で投入されたものかを判別することができません。
従って CGI 別に指定して決めているのが現状です。
しかしこの度の改訂によって RPG エンジン/COBOLエンジンでは HTML の出力時に
HTML 内の charset=
を読み取って
<input type="hidden" name="CHARSET" value="UTF-8">
のような非表示の隠しフィールドを自動的にセットします。
これによって
- Alaska は
CHARSET=
を判別して、どのようにデコードするかを判断することができます。
- CGI や ディレクティブを特に指定する必要がありません。
HTML に charset
を指定するだけです。
が可能となり、簡単に UTF-8
を実現することができるようになりました。
・ENCODE プロシージャーの追加 -- HTML への禁則文字のエンコードをサポートしました。
RPG エンジン5 ( RPGENGNE5
) に ENCODE
プロシージャーを追加しました。
D*( ENCODE のプロトタイプ宣言 )
D ENCODE PR 10I 0
D VALUE * Value
【 解説 】
/COPY ASNET.USR/QRPGLESRC,PROTOTYP6
D BUFF S 256A
D KTASU S 10I 0
:
C CAT X'00':0 BUFF
C EVAL KTASU = ENCODE(%ADDR(BUFF))
【 解説 】
VALUE | エンコードする値が入っている変数のポインタ。 この変数値にエンコードされた結果の値も入ります。 |
戻り値 | エンコードされた文字列の長さが結果の値として戻されます。 |
HTML への出力文字の中に < > & " \
(バックスラッシュ) のいずれかの文字が含まれていると
これらは HTML のタグの一部であるとブラウザに誤解されてしまいます。(禁則文字)
今回の改訂によって ILE-RPG, RPG# のいずれの場合でも、これらの禁則文字は規則どおりに
エンコード(コード化) されて正しく表示されるように改訂されました。
さらにエンコードされた文字列も入力時にはブラウザが自動的にデコードしてくれますので
元の記号として ILE-RPG, RPG# に正しく渡されます。
・CPYTOXML が実用レベルで使用可能になりました
CPYTOXML
は DB2/400 データ・ベース
を IFS の XML に保存または ブラウザへも送信することが
できるようになりました。
また「フィールド・テストでレコードの組込み」を使うと CPYF
コマンドのように特定のレコードだけを
抽出して XML に変更することができます。
これによって CGI を使わなくても データを表示する Webアプリケーションを開発することが
できるようになりました。
CPYTOXML
の実行速度は十分速いので XML へ変換しているという感覚もなく使用できます。
・CPYFRMXL 実用レベルで使用可能になりました
CPYFRMXML
は XML を DB2/400
データ・ベースへ戻します。
しかもキーつきのファイルに対して同じキーのデータであればデータは更新され、
新しいキーであればレコードは追加されます。
このことによって CGI を使わなくてもデータを更新する Webアプリケーションを開発することが
できるようになりました。
CPYFRMXML
は CPYTOXML
と組み合わせて使用することによって開発効率を高めるだけでなく
短時間のうちに品質に優れたソフトウェアを開発することができるようになります。
[2011/03/02]
・RPG# で ALERTMSG が効かない障害を解決
RPG# で ALERTMSG
プロシージャーが効かない障害を解決しました。
ALERTMSG
は
ALERTMSG('エラー・メッセージ':'反転イメージ・フィールド名':'カーソル位置づけフィールド名')
のようにして、ご使用ください。
【 例 】
D BLKERR C CONST('商品コードを入力してくださ +
い')
SHCODE IFEQ *BLANKS
CALLP ALERTMSG(BLKERR:'SHCODE':'SHCODE')
WRITE DSPHEAD
END
【 解説 】
商品コード:SHCODE
が入力されなかったときは「商品コードを入力してください」と
alert
で表示して入力欄:id = SHCODE
を反転イメージにセットして、
カーソルを id = SHCODE
に位置づけます。
・CPYTOXML コマンド機能を拡張しました。
CPYTOXML
( XMLへのコピー) のコマンド・パラメータを追加して機能を拡張しました。
CPYTOXML
には 「F10= 追加のパラメーター」を押すと CPYF
と同じように
下記の任意指定のオプションを指定することができます。
コピー開始レコード番号 . . . . *START 数値 , *START
コピー終了レコード番号 . . . . *END 数値 , *END
コピー開始レコード・キー :
キー・フィールドの数 . . . . *NONE 数値 , *NONE, *BLDKEY
キーの値 . . . . . . . . . .
コピーするレコードの数 . . . . *END 数値 , *END
文字 テスト による レコード 組込 :
フィールド . . . . . . . . . *NONE 名前 , *NONE, *RCD, *FLD
文字位置 . . . . . . . . . . 数値
比較演算子 . . . . . . . . . *EQ, *GT, *LT, *NE, *GE...
値 . . . . . . . . . . . . .
フィールド・テスト で レコード の組込 :
関係 . . . . . . . . . . . . *NONE *NONE, *IF, *AND, *OR
フィールド . . . . . . . . . 名前
比較演算子 . . . . . . . . . *EQ, *GT, *LT, *NE, *GE...
値 . . . . . . . . . . . . .
【 補足 】
さらに「出力オプション」には *IFS
, *PRINT
, *BOTH
に加えて、新しく *SEND
が追加されました。
*SEND
を指定すると Webからアクセスして CPYTOXML
を起動する場合に出力結果の XML は
ブラウザへ自動的に送信されます。
・CPYFRMXML コマンドを追加しました。
CPYFRMXML
( XMLからのコピー ) コマンドを追加しました。
CPYFRMXML
コマンドは XML から DB2/400 データ・ベースへデータを柔軟にコピーするコマンドです。
CPYFRMXML
は CPYTOXML
コマンドと併用して利用することによって従来の Web化手法を大きく
改革することができます。
また取引先とのデータ交換にも CPYFRMXML
は汎用的なユーティリティーとして利用範囲を拡大します。
CPYFRMXML
は次のような柔軟なコピー機能を持っています。
● 柔軟なレコード追加 ( *ADD, *REPLACE, *UPDADD )
追加( *ADD
) または置換え( *REPLACE
) に加えてキーつきのデータ・ベースに対して同じキーを持つ
レコードがあれば更新して、無ければレコードを追加するように指定することができます。( *UPDADD
)
● フィールド単位のコピー
CPYF
と同じ *MAP/*DROP
機能が提供されており、フィールド単位個別のコピーが可能です。
CPYFRMXML
は次のような適用業務の開発を可能にします。
● 取引先からの XML データを DB2/400 データ・ベースに変換
● JavaScript だけによる Web適用業務の開発
PYTOXML
と CPYFRMXL
を組み合わせれば CGI を一切、使用せずに
HTML と JavaScript のみによるWeb開発が可能となります。
System i のデータ・ベースとのゲートウェイ機能を CPYTOXML
と CPYFRMXML
が提供するからです。
しかもこれらの適用業務は Ajax ベースによる最高のパフォーマンスと開発生産性を
期待することができます。
この新しい CGI を使わないWeb開発のアーキテクチャーは次期リリースにて詳しく紹介される予定です。
・XML パーサー
DOM( 文書化モデル ) のテキスト( DOMTXT
) を最低 255バイトから最高 2048 バイトまでの
可変長フィールドに変更しました。
また XMLタグや属性もフィールドのタイプを英文字( A
)からオープン・フィールド( O
) に変更しました。
これは日本語タグの XML に対応するための拡張です。
[2011/01/13]
・IE7限定 通信の保持( Keep-Alive ) に伴う通信切断を解消
セッション管理アプリケーションにおいて、IE7 の場合のみ Keep-Alive
通信の
切断が発生していた障害を解決しました。
解決により 50秒間隔で送信している Keep-Alive
の信号を正常に受信するように改訂されました。
・CPYTOXML, CPYTOCSV コマンドに「キャッシュの利用」(CASH) パラメータが追加されました
CPYTOXML
( XMLへのコピー), CPYTOCSV ( CSVヘのコピー
) コマンドにおいて
「キャッシュの利用」(CASH
) パラメータを *YES
に指定して実行すると( 省略値は *NO
)
ターゲットの XML または CSV の変更日付・時刻が検索され、
これが元のファイル・メンバーの変更日付・時刻より古いときにだけ
XML, CSV はターゲットの XML または CSV として再作成されます。
これによって繰り返し処理を行うような業務では最適なパフォーマンスを得ることができます。
あるいは CGI を全く使用しないで JavaScript だけでデータ・ベースを
XML または CSV にブラウザから変換して処理する適用業務の開発が可能となります。
つまり JavaScript
だけで System i のデータ・ベースを処理することが可能となります。
この技術に関する詳細は弊社サイトで解説致します。
[2010/12/21]
・Safari(iPad), Xperia 対応のための Content-Type の修正
RPGエンジン による XML
のコンテンツ・タイプの応答が従来では
Content-Type: text/XML
のように英大文字の「XML
」として表現されていましたが、
Safari(iPad)
や Xperia
ではこれが XML
として認識されないため
Content-Type: text/xml
のように英小文字に変更することによって iPad
や Xperia
でも XML
が認識されるように改訂しました。
・charset に応じた Content-Type をブラウザへ戻すように改訂
従来では次の拡張子を持つ静的なコンテンツの Content-Type
応答は charset=Shift_JIS
が
省略時の値として付加されてブラウザへ応答されていました。
HTM, HTML, TXT, XML, WSDL, XLS, SLK, JS, HDML, PCML, RPGLE, CSV
しかし、例えば HTML 内に
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
のように記述されていたとすると、この charset=UTF-8
の記述が優先されて、
Content-Type: text/html; charset=UTF-8
の応答がブラウザへ送られるようになりました。
これによってブラウザが適切な文字コードによるエンコードを行うことができるようになります。
これは Unicode
対応や多言語対応のための拡張です。
[2010/11/18]
・通信の切断をブラウザ側で検知するように改訂
Keep-Alive
によって通信が保持されているときに何らかのサーバー側の障害によって
( 例えば Alaska を再起動した )通信が切断されたことをブラウザ側でも検知できるように強化しました。
これによって例外的な障害の発生も正しくブラウザに通知されます。
通信が切断されるとブラウザ上には
通信が切断されました。
と Alert
メッセージが表示されます。
また通信が切断後に操作しようとするとやはり
通信が切断されました。
と Alert
されます。
通信が切断されるとユーザーは OK ボタンを押してブラウザをクローズする必要があります。
製品の機能によって自動的にブラウザをクローズするように機能を追加することができますが
弊社社内で検討の結果、ブラウザが自動的にクローズされたのではエンド・ユーザーが自分の
操作ミスではないかと混乱や誤解を生じる可能性があるのではないかとの判断に立ち、
Alert
後にエンド・ユーザー自らがブラウザをクローズするようにしていただくようにしたものです。
・XML#5 をバインドしてコンパイルするとコンパイル・エラーとなってしまう障害を解決
/COPY ASNET.USR/QRPGLESRC,XML#5
のように XML#5
をバインドしてコンパイルすると
コンパイル・エラーとなってしまう障害を解決しています。
[2010/09/17]
・対話式ソース・デバッグ(STRWEBDBG) を実装
対話式ソース・デバッグ(STRWEBDBG
) は、5250エミュレータ上で RPGソースを参照しながら
デバッグを行えるという利点がありましたが、Alaska Ver4.0 以降では Alaska が
メッセージ配布式に改訂されたため STRWEBDBG
が中断されていました。
しかし今回の改訂で ILE-RPG の STRDBG
と同じように対話式でデッバッグできるようになりました。
( コンパイル・プロセッサーが記述されているプロジェクトであれば eStudio 上で対話式で
デバッグが可能な「Visual ソース・デバッガー」が近日中に公開される予定です。)
・旧 RPG エンジン Ver2.0 〜 4.0 への ADDHTML のサポート
旧 RPGENGINE2
〜 RPGENGINE4
をバインドされてご使用中のユーザー様で
ADDHTML
で改行コードが付加されなかった障害を修正しています。
[2010/08/25]
・RPGENGINE, 2 および 3 の SETFLD によるポインター・エラーを解決
旧 RPGENGINE
, 2
, および 3
でバインドされて作成された CGI を Ver6.0 上で動作させようとすると
SETFLD
でポインター・エラーが発生していましたが、これを解決しています。
旧 RPGENGINE でご使用中のお客様も再コンパイルすることなく、そのままで Ver6.0 上で
稼動させることができます。
しかも 旧 RPGENGINE を(再コンパイルなしで) そのまま、ご利用になっても RPGENGINE の配下で
動作するのは BASECOM5
という最新リリースのサービス・プログラムに置き換わっていますので、
旧 RPGENGINE の指定のままでも最新アーキテクチャーによる速度向上やダイナミック・アクセスによる
メモリ節約機能を享受することができます。
・文字列「AURORA_EGN」があると次に見つかった value="" が崩れてしまう障害を解決
HTML 内に文字列「AURORA_EGN
」があると次に見つかった value=""
が崩れてしまう障害を解決致しました。
通常ではこのような使用はありませんが、ユーザー独自に AURORA_EGN
という文字列を使用したい場合にのみ
起こりえる障害でした。
[2010/08/05]
・BASECOM4 にバインドされていたライセンス LINET51CL を 変更
旧 RPGENGINE2
以前でご使用中のユーザー様用に BASECOM4
にバインドされていた
Ver5.1 用のライセンスを Ver6.0 用に変更しました。
[2010/07/29]
・RPGENGINE5 の SETFLD プロシージャーの後続ブランク対応
SETFLD
プロシージャーを使用し、HTMLの INPUTタグの hidden属性
に値をセットした場合、
value="#####"
へセットする値に後続ブランクが付与される障害を解決いたしました。
例 】 フィールド TE1
(#
が5つ) に 3文字コードの値(ABC
) を RPG より
SETFLD
プロシージャーを使用し値をセットした場合
HTMLテンプレート
<FLD NAME="TE1"><input type="hidden" name="TE1" value="#####"></FLD>
【 対応前 】 のブラウザー表示後のソースコード
<FLD NAME="TE1"><input type="hidden" name="TE1" value="ABC "></FLD>
【 対応後 】 のブラウザー表示後のソースコード
<FLD NAME="TE1"><input type="hidden" name="TE1" value="ABC"></FLD>
[2010/07/09]
・RPGENGINE5 の ADDHTML プロシージャーの文字化け解決
ADDHTML
プロシージャーで、HTTPCFG
の ASCII_SHIFT
を *NO
に設定している場合、
追加した文字列が文字化けする障害を解決しました。
[2010/06/23]
・ILE-RPG セッション管理について
ブラウザーより、通信切断後(約1分経過後) タイマージョブが発生しない障害を解決いたしました。
[2010/06/18]
・RPGENGINE5 の LOGIN プロシージャーのポインター・エラー解決
旧 RPGエンジン4 を使用中のユーザー様でも再コンパイルすることなくHTTP構成の
ASCII_SHIFT
ディレクティブが反映されるように改訂しました。
これによって漢字の両端のシフト文字を HTML 上でシフト文字分のスペースを表示するかどうかを
自由に設定することができます。
・RPGエンジン4 の ADDCOMBO 障害を解決
RPG エンジン4 において ADDCOMBO
プロシージャーを実行すると候補の最後に
#####
が追加されてしまう障害を解決しました。
・Keep-Alive
でエラーが発生すると Loop 状態になってしまう障害を解決
[2010/06/07]
・RPGENGINE5 の LOGIN プロシージャーのポインター・エラー解決
LOGIN
プロシージャーで、ポインター・エラーとなっていた問題を
解決いたしました。
[2010/06/04]
・RPGENGINE2 の OVRDBF プロシージャーのポインター・エラーを解決
RPGENGINE
および RPGENGINE2
からの Ver6.0 への移行において OVRDBF
プロシージャーで
メンバー指定がないためポインター・エラーとなっていた問題を解決しました。
[2010/06/02]
・タイマージョブ中の戻るボタン対応
セッション管理が指定されている適用業務において、タイマージョブが発生後に
ブラウザの 戻るボタンを押すと取得値がすべて *ERROR*
になってしまう障害を
解決致しました。