SpoolライターVer5.0には CRTEXPRTF(拡張印刷装置ファイルの作成)というコマンドが
用意されています。
IBM の CRTPRTF(印刷装置ファイルの作成)コマンドの代わりにCRTEXPRTFコマンドを使って
印刷装置ファイル(PRTF)を作成するとSCS印刷ストリームの機能を拡張することができます。
COLORキー・ワード | 文字のカラー印刷 |
---|---|
IMAGEキー・ワード | 画像イメージの印刷 |
BARCODキー・ワード | バー・コードおよびQRコードを印刷します。 |
OVERLAYキー・ワード | 用紙イメージとのオーバーレイ印刷を可能にします。 |
POSITIONキー・ワード | 1/1000ミリ単位の位置を調整します。 |
CHRSIZキー・ワード | 文字サイズを小数以下2桁の比率で拡大/縮小を行います。 |
A QRCODE 2000O 38BARCOD(QRCODE 5 8 *TRIM)
QRコードをDDSキー・ワードで印刷できるのはSpoolライターVer5.0だけです。
印刷ファイルを再作成するときのキー・ワードを予約して定義することができます。
再作成の前にあらかじめ印刷ファイルの設定値を調べておく必要がなくなります。
A PAGESIZE(10 46) A OVRFLW(10) A CPI(15)
編集用に作成を指定しておくと後でスプールの編集を行うときには
印刷フィールドの一覧を参照できるようになります。
OVERLAYキー・ワードで専用用紙イメージを背景に置いて編集用に作成すれば
マウス操作で専用用紙イメージと正しく重ね合わせて印刷することができるようになります。
小数以下 3桁まで (行, 桁)で印刷位置を指定して移動させることができます。
( POSITION(行 桁) )
A SURYI 9Y 0 13 A POSITION(2.10 45.32)
※ POSITIONキー・ワードは IBM AFP のキー・ワードですが
CRTEXPRTF を使えばSCSで使用可能になります。
文字を通常のサイズより拡大/縮小することができます。( CHRSIZ(横比率 縦比率) )
A DLNAME 42O 85CHRSIZ(1 2)
※ CRTEXPRTF は SCS印刷ストリームのままでAFP印刷ストリームの機能に拡張することができます。
これまでAFPでないと印刷できないとされていた機能もCRTEXPRTFを使えばAFPと同じ機能で印刷することができます。
ご希望のAFPや拡張機能があれば弊社ヘルプデスクまでご相談ください。