ローカル印刷とは IBM i の印刷スプールをご自分の「通常使うプリンタ」として
設定されている Windows プリンタに印刷する機能です。
支店や工場、営業担当が出先や自宅からでも自由に手元にあるプリンタに
印刷することができます。
従来の印刷は IBM i に接続されているプリンターへの印刷でした。
ローカル印刷では印刷を要求した人の PC に設定されているプリンターに
出力します。(通常使うプリンタに出力)
このため、
- ローカル印刷は Spool ライターVer5.0だけの技術です。
i5/OS Ver | Ver6.1 ~ 7.5 |
---|---|
ユーティリティ | - |
5250環境 | IBM Personal Communications または IBM Access Client Solutions または AutoWebを推薦 上記以外の5250エミュレータは保証の対象外 |
Windows | Windows10/11 LPD印刷サービスをオンに設定が必要 印刷対象プリンタを共有にして共有名をLPRとする |
プリンタ | PDF対応プリンタが必要 |
通信 | TCP/IPネットワーク環境 構内LANおよび インターネット環境 ( VPNまたはグローバルIP ) |
通信 | TCP/IPによるHTTPプロトコル通信 |
---|---|
PORT | 515番 |
コンテンツ | PDF送信による印刷 |
ねえねえ魔理沙。
ローカル印刷って
何がちがうの?
印刷を命令すると自分の
PCにPDFが戻ってくるんだ。
ふむ、ふむ。
それで自分が指定した
プリンタに印刷されるんだ。
今までの印刷と
どうちがうの?
今まではどのプリンタに
印刷するかは
IBMiサーバー側で決めてたろ?
そう言われれば
そうよね?
ローカル印刷なら
印刷するプリンタは
エンド・ユーザーが決めるんだ。
現場の声が反映する
わけね?
そういうこと。
OUTQもたったひとつでいいんだぜ
シンプルで素敵♪