LINEとIBM iの会話の開発を進めている㈱オフィスクアトロは
LINEによるIBM iの情報取得に成功しましたので
進捗としてご報告します。
LINE BOTアプリケーションは今、最も注目を浴びている機能です。
開発中のLINE BOTアプリの具体的な成果をご紹介致します。
■ 実行状況の把握
IBM iの活動状況をLINEによって調べることができます。
任意のオブジェクトのロック状況を調べることによって
・ある特定のデータ・ベースを使ってするのは誰か
・ある特定の装置を使っているのは誰か
・あるプリンタを使っているのは誰か
などすべてのオブジェクトの使用状況を調べることができます。
▼開発中の実際のLINEアプリケーション
■ データ・ベース情報の取得
最初の基本的な情報取得としてIBM iのデータ・ベースの値を
日本語で検索して取得することができます。
最も代表的な検索は「在庫照会」です。
LINEを使って日本語で在庫数を尋ねると
IBM iが回答します。
最初はその在庫情報がどこに格納されているかなど教えてやれば
一回の学習だけで2回目以降はIBM iが自分で探し出してきて
最新情報を教えてくれます。
もちろん在庫だけでなくデータ・ベースの任意の項目についても
調べることができます。
例えば営業担当が客先でその客先の売掛残を調べることも
できます。客先の電話番号を調べるのも簡単にできます。
IBM Watson は29回の教育が必要ですが
LINEアプリはわずか一回だけのの教育で学習する賢いスマートAIです。
▼開発中の実際のLINEアプリケーション
■ プログラム相互参照
情報システム管理においてデータ・ベースや出力帳票に異常が
見つかったときにどのようにして原因を調べますか?
真っ先に知りたいのはそのデータ・ベースを更新している
プログラムを調べて抽出することです。
データ・ベースを変更したいときもどのプログラムに
影響を及ぼすのか知りたいはずです。
このように特定のデータ・ベースを使っているプログラムを
LINEを使って日本語で相互参照することができます。
▼開発中の実際のLINEアプリケーション
※機械語(MI)によるオブジェクト解析
㈱オフィスクアトロではLINE BOTアプリケーションの機能開発のために
機械語(MI=MachineInterface)にまで踏み込んで解析を行いました。
IBM iのオブジェクトを機械語レベルでかなりの解析を行いました。
今回の製品には組み込まれませんでしたが
相当深い研究開発を行った結果をご提供しています。
■ フィールド相互参照
データ・ベースの相互参照よりさらに知りたいのは
フィールド単位でそのフィールドを更新しているのは
どのプログラムであるかということです。
高価な文書化ソフトを導入しても特定のデータ・ベースの
問題のフィールドを更新しているプログラムを調べることは
困難です。
しかしLINE BOTアプリを使うとそのフィールドを更新している
プログラムまでフィールド単位で調べることができます。
これは最も強力な手助けになるはずです。
しかもどのような演算命令で演算されているかも
知ることができます。(RPL IIIおよびILE-RPG)
▼開発中の実際のLINEアプリケーション
■ あなたもLINEアプリを開発しませんか
このLINEアプリはお客さまご自身が LINE BOT を開発できるように
なります。
私たちが提供するLINE BOTも十分な基本機能を備えていますが
それをさらにお客さまご自身で自社の業務に見合った機能に
仕上げることができます。
アイデアはお客さま次第です。
■ LINE BOTは具体的でわかりやすい
このようにLINE BOTは非常に具体的でわかりやすい日本語操作で
これまで難しかった調査をいとも簡単にやってのけます。
それはまるで頭の良いAIと対話しているようです。
新入社員でもコンピュータにまだ不慣れなエンド・ユーザーでも
LINEでストレスなく使いこなすことができるようになります。
これこそがスマート・ラーニングの導入効果です。