LPD (= Line Printer protocol Daemon)とは UNIX 系の
TCP/IP で通信する印刷のための通信手順(プロトコル)のことです。
多くの市販されているプリンター(ブラザー製品を除く)は
LPD をサポートしています。
LPD をサポートしているプリンターは特に何の設定もせずとも
既に LPD が起動して待機しています。
Windows にも LPD (= Line Printer protocol Daemon)は
導入されていますが起動されていません。
ローカル印刷を可能にするためには LPD を起動しておく必要があります。
Windows では
【スタート】-【コントロールパネル】-【プログラムのアンイストール】を
選択すると次の画面が表示されます。
「Windows の機能の有効化または無効化」をクリックすると
次のダイアログが起動されます。
「印刷とドキュメントサービス」を開いて
「LPD印刷サービス」にチェックして OK ボタンを押して終了します。
これで次回からは LPD デーモンは起動待機となります。
Windows の再起動の必要はありません。
※ Windows の LPD の起動により Windows の LPD に送られてきた印刷データは
Windows で「通常使うプリンタ」として設定されているプリンタに
リダイレクトされます。
印刷するためには転送データを受け取ったプリンタもまた
LPD 対応でなくてはなりません。
多くの市販のプリンタは LPD 対応ですが簡易なモバイル・プリンタなどでは
LPD に対応していない製品もあります。
国内でも数え切れない数のプリンタが販売されているため
㈱オフィスクアトロにお問合せ頂いてもお客様に代わって調査することは
できません。
お客様ご自身でプリンタ・メーカーの技術サポートにお問合せくださるよう
お願い申し上げます。