サポート情報

theWINDOWSライターの試供版の中間検証報告

掲載日:2021/11/15

既にお知らせ致しましたように
theWINDOWSライターの試供版を2021年11月1日より公開を開始しました。  
 


ある大規模ユーザーによるお客さまのご協力によりまして
試供版のご使用によりまして次のような結果を得ることができましたので
途中経過としてご報告申し上げます。

■試供版による PDT変換の状況について

現在、某お客さまのご協力によりまして
お客さま環境のPDTの移行を次のように行いました。
操作は試供版の導入からPDTの移行およびテストまでを
弊社のご指導でWeb会議形式で行いました。

1.お客さま環境のPDTを自動検出
2.自動アップロードとPDT印刷装置の自動作成
3.theWINDOWSライターによる印刷の開始

...現在、お客さま環境においてWizardによるPDTの自動移行は
極めてスムースに成功裡に行われました。
すべてはマウス操作と簡単なIPアドレスやパスワードの入力だけの
操作によってPDTの移行がいくつか無事に行われたことを
ご報告申し上げます。

印刷テストの結果、いくつかの対応が必要な部分が発見され
下記のように対応を追加致しました。

■試供版の結果による機能改善

お客さまのご意見とご要望によって次の機能改善を行いました。

・グラフィック漢字印刷への対応を追加

グラフィツク・モードの漢字とは両端のシフト文字を持たない漢字ですが
NECなどの他メーカーから移行された漢字データはグラフィック漢字を
印刷するケースが多くなっています。
この度、グラフィック漢字を使用されているお客さまのために
グラフィック漢字の印刷にも対応致しました。

・外字印刷への対応

外字をご利用になられているお客さまのために外字印刷のサポートも
追加致しました。
外字印刷では外字のドツト印刷イメージがSCSストリームの中に
埋め込まれますのでPCクライアント(Windows)に外字をあらかじめ
ダウンロードして頂く必要はございません。
ただし外字印刷の前には一度だけ外字テーブルの作成(CRTIGCTBL)を
実行して外字テーブルを作成して頂く必要があります。

・罫線印刷への対応

罫線印刷の対応も追加致しました。
SCS印刷ストリームの罫線処理は海外製品ではほとんど対応がなく
また国内のPDF化製品でも罫線の障害が多かったのですが
弊社の罫線処理はSpoolライターで培われた永年の実績があります。

・バー・コード印刷への対応


RPGやCOBOLのプログラムによって、
スプール内部にプリンタ制御コードを直接出力しているバー・コードに
対応しました。
これに関連してPAGESプリンタへの対応も追加致しました。

・PAGESプリンタへの対応

PAGES指定のプリンタにも印刷できるようになりました。
㈱オフィスクアトロでは検証用のPAGESプリンタとして
  JBAT レーザー・プリンター PowerLaser Z7028P を発注致しました。

■検証用プリンタ

㈱オフィスクアトロではtheWINDOWSライターの実地検証に当たりましては
実際に次のようにプリンタを社内で検証用に導入して実機による
検証を行っております。

- お客さま設置のプリンタで実機による検証をご希望の場合は
ご相談頂ければ㈱オフィスクアトロが該当プリンタを弊社で購入の上
実機で検証致します。(ただし複合機を除く)

 ・IBM 5577-G05 ドット・インパクト・プリンター

・XEROX 複合機 DOCUCENTRE-VI C2264

・CANON レーザー・プリンタ LBP712Ci
レーザー・プリンタ LBP443i

・RICOH レーザー・プリンタ P500

・EPSON モバイルプリンター PX-S06

■今後の計画

現在、theWINDOWSライターの試供版のご使用を数社の大手ユーザーのお客さまが
お待ちになっておられます。
㈱オフイスクアトロはより製品の精度と使いやすさを求めてお客さまに
よりよい製品をお届けしていく所存です。

 


・印刷セッション・ウィザードの効果


  製品リリースの直前に「印刷セッション・ウィザード」を追加して
  既存のPDTをIBM iに自動変換する機能を追加したことは
  非常によい結果を生みました。
  ウィザードがないとエンド・ユーザーが設定した印刷セッションを
  ひとつひとつ調べ上げていって新しく手動で印刷装置を作成していかねば
なりませんでしたが数ある印刷セッションに対してとてもそのようなことは
不可能です。
ウィザードによって詳細がわからない場合でもボタンひとつで簡単に
IBM iへ簡単に移行できるようになりました。
印刷セッション・ウィザードは移行のために一回限りしか使用しないものですが
お客さまにとりまして絶大な効果があります。

・機能漏れによる反省

IBM iでは通常は漢字のシフト文字を含む印刷がほとんどですので
シフト文字のないグラフィツク文字の印刷は想定外でした。
偶然、試供版をご使用されたお客さまは汎用機からIBM iへダウンサイジングされた
大規模ユーザーであったためグラフィツク文字による印刷でしたが
始めはこれに対応されておらず印刷できませんでした。
急遽 1日で対応を追加して無事に印刷することができるようになりました。

また複雑な罫線やバー・コード印刷、PAGES対応もあり最初から
予想外の複雑なケースでしたが逆に良かったのではないと思いましたが
機能の漏れを反省するに至りました。

■ 試供版を試してみませんか ?

ご覧のようにお客さま環境における試供版の導入から実際の印刷出力までのテストを
Web会議の形式で弊社担当SEより逐一ご指導申し上げます。
インターネットのWeb会議の形式でお客さまと対話しながらお客さまご自身で
操作を行って頂きますので非常にわかりやすく安心です。

 自社の印刷セッションがゆっくり説明を受けながら20~30分で直接印刷へと
早変わりします。プリンタの種類を問いません。
印刷セッション・ウィザードによる移行は㈱オフィスクアトロによる
技術の粋を集めたものです。
印刷セッションの廃棄と移行がこれほど簡単にできるとは
せひご自身でご体験ください。

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