拡張DFUの紹介
こんなことに使えたら
開発できます
こんな画面も
DFUを拡張
こんなお客さまに
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■ 導入・実行環境
導入モジュールにはどのようなライブラリーを導入しますか?
DFUEXLIB という名前のライブラリーひとつを導入するだけです。
サンプル・ファイルもこのライブラリーの中に梱包されています。
試供版を導入してどのように使えばよいのでしょうか?
拡張DFUの使用はとても簡単です。
簡単に拡張の概要をお話ししますと
(1) 通常のDFUを作成して保存する
(2) このDFUの保存のときに DDSソースも併せて保存する。
このときATTNキーを押してDDSソース名も知らせます。
(3) 後は CHGDTA の代わりに CHGDTAEX の拡張DFUコマンドで
起動するだけで自動的に拡張DFUが生成されます。
(4) DFU処理(WRKDFU)を使えばDFUのデータ・ベース結合や
画面デザインなどの機能の拡張ができます。
...くわしくは拡張DFUのチュートリアルをご覧ください。
■ 拡張DFUとは
拡張DFUに拡張されるとどんな機能が使えるのですか?
IBM提供のDFUは手軽に使えてとても便利なユーティリティーなのですが
エラーのあるデータまでもが入力されてしまいます。
例えば受注データをDFUで入力しようとすると
入力する受注データの商品コードが誤りであっても
データは入力されてしまいます。
これは他のデータベース(=この場合は商品マスター)と結合しての
エラー・チェック(妥当性検査)ができないからです。
拡張DFUはこのような問題を次のように解決しています。
・他のデータ・ベースとの結合検査
...他のデータ・ベースとキーによって結合定義を行って
品名などを表示することができます。
・フィールドの計算機能
...フィールド個別に演算記述を定義することができます。
・出口プログラムによるユーザー開発
...DFUの出口プログラムをユーザーが独自に開発して
妥当性検査を行うことができます。
・伝票入力型式のアプリケーション開発
...DFUでは単票型かSFL一覧表形式のどちらかのアプリケーションしか
開発できませんでしたが伝票入力型式も開発できるようになります。
・表示デザインの変更
...DFUで生成された画面表示DSPFのDDSソースをIBM SDAによって
対話式でデザインを変更することができます。
出口プログラムとは聞きなれない言葉ですがどのような機能なのでしょうか?
出口プログラムとはお客さまご自身で機能を追加できるようになるプログラムのことです。
拡張DFUの基本動作は元から用意されている機能として動作しますが
チエックや更新の部分にお客さまが作ったプログラムをさしはさむことができます。
出口プログラムを定義するとその部分だけは出口プログラムが呼び出されて
実行することができます。
拡張DFUの機能だけではできないチェツクや更新機能も出口プログラムによって
実現することができます。
拡張DFUは画面デザインを変更できるようですが
SDAはまだ使ったことがありません。
SDA(=Screen Design Aid=画面設計補助機能)は
IBM提供のユーティリティで基本のツールッセット(ADT)として
導入されています。初めて方でも簡単に使える機能です。
拡張DFUのマニュアルをご参照ください。
拡張DFUを使えばRPGやCOBOLを知らない担当者でも
入力プログラムや照会プログラムを開発できるということでしょうか?
そのとおりです。拡張DFUによる開発ではプログラムの知識や経験は必要ありません。
社内のデータ・ベースに関する理解があれば十分です。
それでは拡張DFUを使って開発するのにはどの程度の知識や経験が必要なのでしょうか?
何か講習会に出席したり書籍を読んで学習する必要がありますか?
輸入ソフト製品のように講習会に出席したり専門図書を読んで学習して頂く必要はありません。
社内のどのデータ・ベースを使うのかとデータ・ベースとの相互関連さえ
理解していれば十分です。例えば品名が必要であれば品名コードで
どのマスターファイルと結合すればよいのかなどです。
普段、QUERYなどをよく使っておられる程度の知識があれば十分です。
操作方法などのくわしい解説もオンライン・マニュアルで24時間365日ご覧になることができます。
拡張DFUを使えば業務アプリケーションのどれくらいの範囲を開発できるのでしょうか?
拡張DFUだけですべてのパターンの業務アプリケーションを開発できるわけではありません。
ただしプログラムに精通している方であれば拡張DFUには出口プログラムを
組み込むことができますので出口プログラムを工夫すればかなりの範囲をカバーすることができます。
できるだけ拡張DFUを利用するようにすれば開発工数を飛躍的に削減することができます。
拡張DFUが効果的であるのは
・表示DSPF のDDSソースが自動的に生成されること
・基本動作は信頼できる高品質のプログラムが短時間で生成できる
という2点にあります。
特に品質に優れたプログラムを短時間のうちに作れるということは
非常に大事なことです。
いくら優秀な開発者でも人手による開発ではバグはつき物であり
バグ潰しに多くの時間が費やされます。
拡張DFUの導入によって本来、人手が必要な設計のような場面にこそ
人的労力を投入できるようになります。
同時に今、問題となっている人手不足や後継者問題を解決する
手段として拡張DFUと拡張QUERYは最も効果的な解決方法となります。
■ こんなお客さまに
拡張DFUは開発工数を削減する有効なツールだと思いますが
どんなユーザーに勧めたいですか?
拡張DFUは IBM DFUを使えるお客さまであればすべてのIBMユーザーの
情報システム室には常備して頂きたいところですが
特にこのようなお客さまにお奨めしたいと思っております。
・大量の開発案件を抱えていて開発工数を削減したいと願っている
ソフトウェア会社やお客さまに
・プログラム開発の多くまたはすべてを外注に依頼していたが
今後はできるだけ社内で開発したいと考えているお客さまへ
・社内での情報システム室では少人数のため開発まで
なかなか手が回らないとお悩みのお客さまへ
・熟練者の退職に伴って今後の開発にお困りのお客さまへ
・新入社員の教育で短期間で戦力に育成したいと
願っているお客さまへ
・熟練プログラマーではあるが大量の案件のために
開発効率をあげたいと願っているお客さまへ
・プログラム開発はできないが何とか情報システム室の
社内評価を高めたいと願っているお客さまへ
■ 保守・ライセンス
料金体系について教えてください。
IBM i のモデルやクライアント数による料金のちがいがあればそれも教えてください。
拡張DFU はサプスクリプション契約という今、多くのIBM OS を始めとする
ソフトウェア製品と同じ料金体系であり毎年使用料金をお支払って頂く方式です。
これはIBM iのモデルやクライアント数にも依存せずどなたのお客さまでも
等しく同じ料金で使用して頂くことができす。
年間ご使用料金
年間 480,000 円/ LPAR 区画 (税別)
料金は LPAR 1区画当たりの料金です。
ライセンス変更時の手数料や料金体系があれば教えてください。
IBM PowerSystemハードウェア本体の買換え(=旧筐体の廃棄が条件)に
伴うライセンス変更はサプスクリプション契約の年間使用料の中で処理され
新しいライセンスを発行致します。
ただし併行期間がご必要な場合は有償となりますので
弊社のライセンス担当までお問合せください。
開発者割引きとかの割引き制度はありますか?
拡張DFUは開発者を対象とした製品で使用料金も低く抑えられていますので
開発者割引きを始めとする割引き制度はございません。
お客さま個別の値引きもご遠慮願っております。
保守の内容について教えてください。
メールによるQ&A対応のサービスがありますがこれは製品起因による
障害などのお問合せを対象としております。
基本的にはオンライン・マニュアルでお客さまご自身で学習して頂くことを
目的とする製品です。
ただしお客さま個別の環境やデータ、誤操作などによる原因調査や
導入や開発方法に対する支援サービス(任意契約)も用意していますので
必要であればお申し込みください。
DFUの使用に関しての基本的な知識や経験を前提としていますので
それがまだ不十分な場合は弊社より導入および開発支援サービスを
ご契約の条件とさせて頂く場合もあります。
他社製品の問題点
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