FAX送信のための設定

SpoolライターVer5.0のFAX送信機能を使用するには、
本ページに従って、IBM NetServerの設定を行う必要があります。

FAX送信機能を使用しない場合は、本ページの設定は必要ありません。

FAX送信のためのNetServerの設定

FAX送信を行うためには、IBM i の NetServer の設定にて、

共用オブジェクト: FAX

を追加する必要があります。
下記の手順にて、共用オブジェクト: FAXの追加を行って下さい。

  • 1 Windows PC にて、System i ナビゲーターを起動し、
    SpoolライターVer5.0が導入されたIBM i に接続します。
  • 2 ウィンドウ左部のツリーより、「ファイル・システム」を選択します。
  • 3 ウィンドウ右下の「ファイル・システム・タスク」より、
    「i5/OS NetServer共用の管理」を実行します。
  • 4 「IBM i NetServer」というウィンドウが表示されますので、
    画面左のツリーより、「共用オブジェクト」を右クリックし、
    「新規 ファイル」を選択します。
  • 5 「IBM i NetServer ファイル共用」ダイアログが表示されますので、
    共用名FAX
    アクセス読み取り専用
    パス名/SPOOLWTR/FAX
    を入力し、「OK」を押します。
  • 6 Windows Explorerにて、IBM iを開き、サインオンします。 共有フォルダ FAX が表示されていれば、設定は完了です。
    この後、CVTSPLFコマンドを使って、FAX送信を行って下さい。

FAX サーバー経由で FAX 送信を行うための設定

WindowsServer 内蔵の FAX サーバー経由で FAX 送信を行うためには
下記設定が必要となります。

  • 1 下記コマンドにより、 SEU で、Spool ライターが内部に持っている VBS ソースを開きます。
    STRSEU SRCFILE(SPOOLWTR/QVBSSRC) SRCMBR(FAX)
    
  • 2 81〜83行目に、次のような記述があります。
    0081.00   Public Sub Send            
    0082.00     objFaxDocument.Submit "" 
    0083.00   End Sub
    
    82行目の "" の中に、 FAX サーバーが稼働している WindowsServer マシンの
    コンピュータ名を記述して下さい
    【例】 コンピュータ名が「FAXSERVER」の場合
    0081.00   Public Sub Send            
    0082.00     objFaxDocument.Submit "FAXSERVER" 
    0083.00   End Sub                    
    

    コンピュータ名は WindowsServer 上の [コントロールパネル] > [システム] の
    「コンピュータ名」で確認することが出来ます。

  • 3 SEU を終了し、 VBS ソースを保存します。
    これで FAX サーバー経由での FAX 送信が行えるようになります。