
eStudio は SEU や PDM に代わる編集機能を提供します。
RPGソースはもちろん、既存の 5250適用業務用の COBOL, DDSソース、HTML や Javascript 等
すべての IFS オブジェクトを eStudio のワークスペース上で編集、コンパイルを行うことができます。
また「HTMLデザイナー」や「文書化ビュー」、「コントロールウィザード」等、豊富な開発補助機能によって、
開発効率を大幅に向上させることができます。
■ ワークスペース
ソース・コードは View と Source の2つのタブを切り替えて表示することができます。
View | Source |
---|---|
編集はできませんが |
実際にソース・コードを編集して |
RPG の編集 | |
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HTML の編集 | |
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■ コンパイル / ビルド / 実行
Web適用業務、既存のRPG、COBOL、CLP、C/400、PNLGRP、PF、LFにコンパイル・プロセッサーを記述しておけば、
機能キーを押すだけで コンパイル / ビルド / 実行 することができます。
コンパイル・プロセッサーとは次のようにソースに記述するコンパイルのためのコマンド記述です。
例:コンパイルプロセッサーの記述
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CRTMOD=CRTWEBMOD QTEMP/PROJECT1 SRCFILE(ASNET.USR/QRPGLESRC) AUT(*ALL) CRTPGM=CRTPGM CGIBIN/PROJECT1 MODULE(ASNET.COM/MAIN QTEMP/PROJECT1) + ACTGRP(*NEW) AUT(*ALL)
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CALL=HTTP://192.168.1.1/CGI-BIN/PROJECT1.PGM
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ソース・コードのどの位置にでも、このようなコンパイル・プロセッサーを記述しておけば、機能キー(※右図参照)を押すだけで
コンパイル / ビルド / 実行 の操作が eStudio 上ですることができるようになります。

■ F5=更新
ソースの編集後は、F5キーを押すだけで元の位置にアップロードして更新することができます。
もちろん、RPG だけでなく HTML や Javascript のファイルも更新できます。
■ HTMLデザイナー
HTML を eStudio上でマウス操作によるドラッグ&ドロップ操作によって自由にデザインすることが
できるようになりました。
Web開発では最も工数を必要とする HTML のデザイン編集の効率を大幅に
向上させることができます。
■ 文書化ビュー
RPG ソース・コード表示で 「F11=文書化」を押すだけで RPGソースを解析して文書化ドキュメントが表示されます。
またプログラム仕様書も同時に登録することができ、プログラマーは仕様書を eStudio の文書化ビューで参照しながら
CGI だけでなく 5250アプリケーションも開発することができます。
データ・ベースをクリックするとフィールド参照を表示
プロシージャーまたはサブ・ルーチンをクリックするとそのソースの場所を表示
仕様の詳細を選択するとプログラム仕様書を登録/参照ができます。
■ データベースの参照
CGI 編集中に「F8=データ・ベース参照」を押すと使用しているすべてのデータ・ベースのフィールド一覧を
POPUP 表示させることができます。
また追加のファイルを指定すれば、新たに追加したいデータ・ベースの
フィールド一覧を表示させることもできます。
■ コントロールウィザード
コントロールウィザードを使えば、まだ HTML に精通していない開発者であっても容易にGUIコントロールを
HTML上に配置することができます。
eStudio で HTML をオープンして入力フィールドをダブルクリックするだけで、各フィールドの
GUIコントロールを生成、変更することができます。